【あぐり】感想ネタバレ 第1話 あぐりは朝ドラ王道おてんば娘

『あぐり』あらすじ(ネタバレ)第1話

明治40年7月10日 岡山。
子どもが生まれるとの連絡を受けて人力車を走らせる川村晃(田村亮)。

家に辿り着くとちょうど赤ちゃんお産声が。
女の子だった。
「ごめんなさい。また女の子でした」
と謝る川村美佐(松原知恵子)。
「元気に生まれたんだ。それで十分だ」
晃は美佐を気遣ってそういったが、内心は男の子でなくてがっかり。

晃は考えていた男の子の名前候補の紙を捨ててあらためて女の子の名前を。
晃は「あぐり」と名付けた。

「あぐり」とは女の子ばかりで男の子が生まれないときに、これが最後と願いを込めて付ける名前だった。

 

それから11年後の大正7年春。

あぐりは男の子もビックリのおてんば娘に成功。
小川の上にかかった丸太を渡り、「男の子じゃろ!」と男の子にも渡るよう挑発。
しかし男の子は川に落ちてしまう。

男の子の親は、あぐりの家に来てクレーム。
美佐は平謝りに謝る。

美佐は姉の紀美子、富美子と茶道のお稽古中のあぐりを呼びに行くが、
御不浄に行ったきり戻ってこないと言う。
御不浄に行ってみたがあぐりはいない。
お風呂場を見ると、風呂桶にあぐりが捕まえてきたウシガエルが一杯いて美佐は腰を抜かす。

またあるときは、あぐりは、色黒の自分をカラスと言ってからかった男の子たちに墨の入った水鉄砲で反撃。

 

ある晩、あぐりが行方不明に。
晃に連絡をすると、警察に連絡をした方がいいと言われて美佐は警察に連絡。

警察は晃が弁護士で県議会議長であるという職業柄、恨みを買い誘拐事件の可能性もあるのではと。
使用人、近所の人たちも総出で大騒ぎとなるがあぐりは見つからず。

「なんであの子はこうなんじゃろ?」
美佐はあぐりが生まれてから気が休まることがない、あぐりなんて生まれて来なければよかったと嘆く。
「ええかげんにせんか!」
晃は美佐を叱った。
晃は寝ずにあぐりの帰りを待つ。

 

その頃、あぐりはカラスのひなが孵るのを見守ろうと木の上にいた。

早朝、あぐりが突然家に戻ってきた。
「生まれた!生まれた!カラスの赤ちゃんが生まれたんよ!」
家族の心配を知らずに大喜びで家族をたたき起こすあぐり。

安堵する川村家の人々。
美佐は、あぐりを抱きしめて泣いた。

晃は岡山警察署に行き警察署長に謝罪。
「いやお嬢さんって本当に面白い人じゃぞ」
警察署長は、寛大に笑ってくれた。

この出来事は、川村家にとってはまさしく大事件。
しかし、波乱万丈の人生を送るあぐりにとっては小さな事件でしかなかった。


 

タイトルのお花がキレイ

あぐり、1997年のドラマですが、タイトルがまだ昭和っぽいwwww

でもお花が一杯。
お花がキレイ~。

あぐり、将来美容師さんになりますが、美しい物が好きだから、お花?

あぐりも初めての視聴なので、タイトル映像も何に関連するのかなあとも興味津々。

それにしても、幼少期のあぐりは、このタイトルのお花と全く結びつかないほどのおてんば女子www

 

アバンが新鮮

今の朝ドラ、アバンがあるのが当然ですが…。
ここ最近のBS再放送朝ドラは、おしん、はね駒、澪つくしと昭和コテコテでアバンがなかったので、アバンがある!とすごく新鮮に感じてしまったwww

アバンはこのくらいからが始まりなんですかねえ~?

あぐりの意味をいきなり回収

アバンも新鮮だけど、いきなり主人公が生まれる出産シーンてのも珍しくない?
何かといろいろ新鮮。

あぐりって名前、女の子ばかり生まれる家に、もうこれ以上女の子は終わりにしてという願いを込めてつけた名前と!
初めて聞いたー。

なぜ「あぐり」なのかは、調べてみましたが不明でした。
昔は男が欲しかったから、仕方ないんだろうけど、その名前の意味を知ったとき、世の「あぐり」さんたちはどう思っただろう…?
当然と別に気にもしなかったか…?

しかし「あぐり」って名付けたにも関わらず、妹がいましたねwww
妹はあぐり2!?笑
どうにか男の子が一人生まれたみたいでよかった。

 

あぐりのキャラは朝ドラ王道

あぐりはおてんば娘!
しかもお嬢様ー!

朝ドラヒロインの王道を行く王道ですね~。

しかもお嬢様はお嬢様だけど、お父様は弁護士さんと、インテリ層のお嬢様っていうのもさらに朝ドラにピッタリ。

リアルあぐりさんってお嬢様だったんだあ!吉行和子さんのおじい様、弁護士さんだったんだあ!
吉行和子さん、凛としてカッコいいなと思ってたけど、やっぱり賢い血筋だったんだわと感心。

 

しかし、夜木に登ってカラスのひなが孵るのを待ってたって、これは事実!?
今の時代だと発達障害ではないかと言われちゃうねぇwww
実際そうだったのかもしれませんねえ。

お母さんも、相当大変だろうけど深く愛しているのは事実ですよね。
お母さん、あぐりなんて生まれなきゃよかった!と嘆きます。l
でもあぐりが見つかると安心して泣いて抱きしめる。
この二つの気持ち、どちらも本当でしょうね。
ウチの子たちも子供の頃いろいろやらかしてくれてハラハラし通しだったから気持ち分かるー。

でも晃さんが、どっしりと構えて美佐さんを支えてくれているんでしょうねえ。
実はお父さん、自分が子供の頃そんな感じだった?笑
お父さん、言葉は少ないけど広い心で見守ってくれているようで温かさを感じました。

 

警察署長さん、映画解説者の水野晴郎さんでした。
懐かし~い!!!
署長さんの「いやお嬢さんって本当に面白い人じゃぞ」ってセリフに
水野さんの「映画って本当にいいもんですねえ」を思い出した。
それ狙ってたんだろうなwww

あぐり、そうとうな困らせ屋ですが、署長さんも寛大でよかった。
昔の大らかさだなあとも。

今の子育てにはこういった大らかさがなくなってる、窮屈で大変だなとも実感しました。

 

 

明るくほっこりな内容に期待大

男の子顔負けのおてんば娘。
でもお嬢様。
大正から昭和の時代設定。

朝ドラ定番の設定。
ワンパターンと言われようが何だろうが、そういうの、好きだからワクワク。

しかもとってつけた内容ではないし、リアルにそういう人だってことだからビックリだし興味津々。

あぐりは、とっても評判のよかった朝ドラですよね。
当時朝ドラを見る習慣の無かった私はリアタイしていませんでしたが、評判を聞いて見てればよかった~と後悔していたので、だから今回見られるのが楽しみ。

第1回目からさっそく明るく楽しい雰囲気で癒されました。
同じ、大正~昭和を描くドラマでも澪つくしやおしんともまた違った味わいがありそうで楽しみです。