『おちょやん』あらすじ(ネタバレ)第10話
口入れ屋を待たずに岡安を去った千代。
口入れ屋から千代の実家が夜逃げしたことを聞き、岡安の人々は千代に帰る家が無いことを初めて知った。
これまで何も言わなかったのは、「可哀想や」と思われるのが嫌だったんだろうとハナは千代の気持ちを思いやった。
岡安を出て行った千代は、寺の門でで雨宿り。
シズの母・ハナは乞食の小次郎に聞いて千代を見つけ出した。
ハナは千代を天海一座の芝居を見せに芝居小屋へ。
天海の役は須賀廼家千之助が。
千之助は一人二役を演じ見事に笑いを取っていた。
一平も舞台に上がり、自分の役をしっかりと演じていた。
静かに芝居を見居る千代に、ハナはあそこがあの子の生きる場所だと話した。
ハナと岡安に戻った千代はシズに話があると言い、
自分は読み書きができないのは、自分が五歳のときに死んでから家のことをさせられて学校に行けなかったから…と岡安に来るまでの経緯を全て説明。
自分のすべてをさらけ出し、もう帰るところはないから、ここに置いて欲しいと頭を下げた。
そこに、捜索願を出していた警察がやってきて、捜していたのはこの子ですか?と。
するとシズは
「間違いない、うちのおちょやんだ!」と。
千代は、正式に岡安のおちょやんとして認められた。
それから8年が歳月が流れた…。
毎田暖乃ちゃん…!!!もう号泣よ!
もう毎回、毎回、毎田暖乃さんの演技には感動しまくりでしたが、もう今日は号泣です!
毎朝子供たちのお弁当支度をしながら見ているのですが、もう手が止まってしまって、涙ポロポロ…。
なに、この子!!
一体女優何年やってる!?!?
心底、恐ろしい子…!!!
北島マヤ並みじゃん(←実在しないから!)。
最後のシーンでシズさんの前で全てをさらけ出すシーンはもちろんですが、あの雨宿りしながら台本読んでる姿からしてすごい。
自分を知ってくれてる人なんていないと思ってるからハナさんが千代って声かけてもすぐ気づかない感じとか。
その一人台本読みふけっている時の寂しげな表情とか…。
寂しさを紛らわせようと必死で読んでる感じとか。
もうジーーーン!!!
さらにハナさんに連れられて天海天海一座を見に行った時の芝居に見入る演技がスゴイ!
最初はもうこんなところに連れて来られても…と恐縮し居場所無い感じ。
とはいえ芝居が始まるとつい興味で身を乗り出して。
一平が来たら嬉しそうに、コレは友達が出るという嬉しさ。
んで純粋にお芝居を楽し始め…。
千之助と一平の父と子の芝居に、自分とテルヲの姿を重ねつつ、芝居の世界にも魅了され…。
もう、その心情変化をきちんと表情で再現。
ちゃんとこっちも読み取れるー。
すごい計算しつくされた演技!
9歳にしてこんな解釈できるなんて、すごいんじゃない!?
9歳皮を被った900歳なんでは!?と思うほどの洞察力、表現力!!
毎田暖乃ちゃん、まじ北島マヤなんでないか…!?
心底、恐ろし子…!
これで毎田暖乃さんの出番が無くなっちゃうのが寂しい…涙
毎田暖乃ロス!
おしんの小林綾子さんも素晴らしいけど、他でも朝ドラの子役時代で素晴らしいと思った子役さんも沢山いるけど、こんなに感動した子役さんは…初めて!
そしてロスになるほどとは!
バトンタッチする女優さんが杉咲花さんがよかったよ!
彼女なら、自然に、十分に演じられるから。
中途半端な女優さんだったらすっかり食われたわ!ww
毎田暖乃さん、きっと素晴らしい女優さんになるわねー。
楽しみ!
名前覚えておきます。
大人になったら是非朝ドラヒロインやってほしい!!!
天海一座の舞台で一平も成長
一平役の元チビ武志、中須翔真君の演技も素晴らしいですね。
お父さんキライ、イヤイヤのお芝居だった一平が!
千之助の芝居にも魅了されたのでしょうねえ!
そして、奇しくも父の死が彼の芸の肥やしになった。
そして役者開眼!
役者は役を演じながら自分の人生を重ねて感情表現していくものですが、一平にとってこの日の舞台がそれを初めて体感した場となりました。
中須翔真くんの演技にも、最初は固く、そのうち千之助との父子との別れの演技で父・天海のことを思い出し、演技に入り込んでいる様がよくわかりました。
しっかり台本分析してる…!!!
もう、最近の子役さんたち、凄すぎ!
ちょっと、この前15分間でBSでやってる若手さんたちにひとつアドバイスを…(笑)
いやいや、演技の技術も進化しているということですね!
一平にとっても、初めて心の入った演技をできたのがこの舞台。
そして千代にとっても、初めて芝居を見たのがこの舞台。
千代と一平にとって一生で一番忘れられない舞台となりました。
2人の因縁めいたものも描かれています。
シズの前で全てをさらけ出す千代
岡安に戻った千代は全てをさらけ出します。
もう…言わずもがな。
冒頭でも言いましたが、涙なしには見られないー。
役者とは、自分を開放し、自分のすべてをさらけ出して表現するものです。
それが役者の業…。
役者が自分自身の感情をさらけ出さないと観客には受け入れられない。
千代もここで全てをさらけ出して、周りの人に自分を受け入れて貰うことを初体験しました。
これは千代の人間としての成長であり、女優としての核となる部分ともなるのね…。
しかし、周りの大人も、きちんと言ったら分かって子供を大切にしてくれるいい人達だった!
千代が字を知らないのも皆が教えてあげようと…涙
ほっこり。
8年後…毎田暖乃さんから杉咲花さんへバトンタッチ
そして杉咲花さんへ。
このチェンジも素敵でしたー。
従来の朝ドラあるあるのチェンジを全てなぎ倒しー!
とどめにはるか師匠の水落ちのオチ!爆
あの時からすっかり岡安に馴染んだと見られる杉咲花さんの笑顔が自然で素敵で!
毎田暖乃ちゃんロスではあるけど、杉咲花さんの演技も楽しみ。
暖乃ちゃん、杉咲花さんの娘役で出ない?出ないか?