【おちょやん】ネタバレ・感想 第6話 “おちょやん”は、“お千代(ちよ)やん”!

『おちょやん』あらすじ(ネタバレ)第7話

奉公先、道頓堀に着いた。
道頓堀の賑わいに、千代は「ええとこや~!」とワクワク。

奉公先の芝居茶屋「岡安」に着いた。
しかしそこを取り仕切る女将の岡田シズ(篠原涼子)はケンカッ早い千代が気に入らず。
主人の岡田宗助(名倉潤)、シズの母・ハナ(宮田圭子)のとりなしで、とりあえひと月だけ置いて貰えるようになった。
ひと月の内にお茶子としての仕事を覚えれば、シズの気が変わるかもしれない。

女中頭で千代の指導役のかめ(楠見薫)には、次々と仕事を振られる。
炊事、洗濯、掃除…お茶子として覚えるべきことはたくさん。

千代は物干し場で洗濯物干し。
主人・宗助のふんどしを干しながらテルヲのふんどしを干したことを思い出す。
ヨシヲとじゃれた思いで。
テルヲの笑顔。
テルヲと栗子…。
栗子に邪魔だと言われたこと。
ヨシヲだけは置いてくれ頭を下げた屈辱感…。
栗子とのことを思い出して気持ちがムシャクシャしてきた千代は、怒りに任せてふんどしをポーーんと高く投げてしまい…。
ふんどしは屋根をころがり、店先でシズが挨拶している得意客の頭の上に落ちてしまう。

大失敗!

 

再び口上からのスタート

口上、これも新鮮でいいですねえ。
ヒロイン幼少期のパートでも、杉咲花ちゃんに会えるのがいい。

そして今日は先週までのおさらいの簡単な劇中劇も入り。
可愛いー。

先週のハードな内容も、舞台でのダイジェストお芝居によって、作りもの感が出てライトになっていいですねえ。
背景の絵は、テーマ曲のイラストと同じですが、このイラストのタッチも好き。
で、そのダイジェストお芝居の後半、「うちがアンタらを捨てたんや!」の決め台詞シーンが舞台のお芝居と先週のシーンが重なって…この切り貼りの演出、すごくいいわ~。
痺れました。

 

道頓堀は明るい!

千代ちゃんが「ええとこやーーーー!」って言ってた通り、道頓堀は賑やかで明るい。
先週のハードモードモードとは打って変わって明るい。

どっちにしても奉公。
モデルの方はすんごい苦労をされたみたいだから奉公先でも苦労は当然なんだけど。
でも、道頓堀の都会の活気が感じられてホッ。

芝居茶屋、岡安の主人宗助も、ハナも優しそうだし。
宗助のニヤッがちょっと気になるけど、とりあえず千代には直で意地悪じゃなさそうだし。
女将シズさんも、厳しいけど篠原涼子さんだし笑、結構楽しそうだぞwww
シズさん、厳しいけど根はいい人そうだからなんとか千代を理解して受け入れてくれるのでしょうー。

そしてお茶子修行の指導係はかめさんだもん。
「ほんに、ほんに~」だから。
きっといい人!笑
今日はミステリアスな音楽をBGMにに怖いを装ってたけど…きっといい人!

 

千代の気丈さが癒し!

いきなり家を出ての奉公。
おしんと同じ状態のハードな環境ですが…。

千代の喧嘩っ早さと口の達者さのおかげで面白おかしく書かれていておかげで楽しく見られますね。

千代の気丈さ、グダグダな父の元で強くなるしかなかったゆえの気丈さ。
その気丈さが毒になり栗子と衝突したわけですが、この奉公先では強さとなって乗り越えられそううですね。

千代という名づけは、“お千代やん”→“おちょやん”!
なるほどー。

しかし、ご飯粒を台所の流しに落ちているのも食べるなんて…!
実話のエピソードみたいですね。
でも千代にとっては元々の生活が酷すぎだからコレが食べられるなんて夢のよう~。
テルヲの元での生活が基準だから全然悲しくない。
よかった千代。
実際にあた壮絶エピソードを逃げることなくクスっと笑える状態にして見事にクリア。

かめさん、最初千代のことは半無視状態でしたが、千代が
「おおきに、おかめさん」
って言ったことで何やら変化が。

正式にかめさんの名前を聞いていないのに「おかめさん」と名前を人の会話から把握できていたこと。
さらに“お”を付けてきちんと呼んだこと。
「おおきに」ときちんと言えた、千代のことを認めた???
いきなり髪を結い直して…。
お茶子としての髪型に結い直したってことだもんねえ…。

で、かめさんいきなり次々仕事を振りまくるし。
私、覚えられませんでしたwww

この髪型直されてる時の千代ちゃんの顔が…可笑しくてwwww
毎田暖乃ちゃん、ホント芸達者!!

ちなみにネズミの死んだ絵、可愛かった…www

 

ふんどしは屋根を超えて…

ラストのふんどしが屋根を超えてお客さんの目の前に…のくだりも面白い。

一生懸命、頑張りながらも、ふんどしをキーワードに家のことを思い出し。
最初はヨシヲを懐かしく。
お父ちゃんテルヲを懐かしく。
しかしテルヲの横には栗子が。
栗子とのやりとりもついでに思い出しちゃって…。

こういう気持ちの流れってすごーーーーくあるなあ!って共感。
思い出すきっかけが、ふんどしってのも笑えます。

 

これから何日かはこういうメタメタな失敗を見せつけられるんだろうなあ。
どんなボケで笑わかしてくれるかも楽しみです。
この脚本なら、いろいろ意表を突いたことをしてくれるでしょうー!

 

お弁当を届ける“いとはん”はどんな子なんだろうー?
千代と同い年みたいですが。
おしんとお加代様みたいな関係になるのかなー?
千代はおしんとは随分性格が違うから、またその関係も楽しみです。