『まんぷく』第45回( 11月21日)あらすじ
※ネタバレ含みます。
家出をして清香軒に身を寄せている鈴。
久しぶりにのんびりとした時間を楽しみ、萬平と福子が困っているだろうとほくそ笑んでいる。
そこへ、岡をはじめとする塩軍団が清香軒にやってきた。
まさか鈴が潜伏しているとは思わない岡たちは、鈴がいなくなっても意外と何とかやっていけるものだ、うるさい鈴がいなくなってむしろ平和になってよかったと噂話。
そしてタカちゃんが来てくれてよかった、タカちゃんは意外と可愛いとすっかり鈴のことを心配せずに盛り上がる。
それを聞いてしまった鈴は深く傷ついてしまい…清香軒からも姿をくらましてしまう。
清香軒にいたことも、清香軒を出てしまったことも知らぬままの福子と萬平は真一にも尋ねるが、真一のところにはやはり来ていなかった。
真一の勧めを受けて、福子と萬平は訪ね人の貼り紙を出すことに。
訪ね人の掲示板には、まだまだ戦争で行方不明になった人を探す貼り紙が多く、それを見た福子と萬平は戦争はまだまだ終わっていないことを実感。
また、周囲には家を失い失望した人々がそこかしこにいた。
その光景が目に焼きついてしまった萬平は、夜になってもため息が止まらない。
そういった人たちに自分が役に立てることはないのかと悩んでいた。
『まんぷく』第45( 11月21日)感想
そうなのよ、家事って、家事に限らず世の中のお仕事ってこの人がいないとダメってもの、実はないのよね。
仕事と人と紐づけされない。
ナナコロビヤオキがまだまだ若い、大学出たての新入社員の頃、上司に言われました。
この人がいないとダメになったらその組織は終わりなんだよと。
でも、一生懸命やればやるほど、お仕事内容に思い入れるから、自分のアイデンティティと重ねてしまうんですよねー。
特に主婦のお仕事は、実は大変な上に、お金で割り切れるものじゃないので、そうなりがち。
一日中ずーっとやってるワケだしね。
生活と重なってるから。
特にずっと主婦してた鈴さんにとっては。
だからって、鈴さんが家事が回ってるのは全て私のおかげよって悪態づいてるんではなく…
要するに鈴さんは、「ありがとう」の一言が欲しいだけなのにね！涙
その辺のところ全然分からなくて、こじらせちゃう、家事の大変さを知らない男性の典型ですよねえ。
しかもタカちゃんにお株取られちゃって…涙。
鈴さんに同情よ！
昨日、一昨日に引き続き、いや一層鈴さんに同情する気持ちが強まってます！
今週の主役は鈴さんっ！
ナナコロビヤオキの中では鈴さんが最も一番大事な可愛い存在にすっかりなってますよ！(笑)
しかし、清香軒からいなくなって、克子姉さんちにも行かないなんて…。
どこに行っちゃうったんだろうと、本当に心配。
華丸さんも困ってましたけど。
心配ですー。
タカちゃんがお洗濯をしているところ神部さんが手伝ってくれて…いい雰囲気。
神部ワンコとタカちゃん、前々からくっつくかなあ？
タカちゃんの相手だとしたらやっぱりワンコだよねえと思っていましたが…よかった。
可愛いカップルですよね。
ただ、忠彦さんにいつバレるのか、どうなるかこれからの見所ですねえ。
神部さん、タカちゃんがパンツまで洗ってるとショック！
いやいや、こっちがそんな自分の下着まで女性陣に洗わせてたなんてショックよ！
そのくらい指示すればよかったのに、福ちゃんも、鈴さんも。
でも、おかげで神部さん、家事の重労働を実感しはじめました。
タカちゃんが、もうムリ―って言い出すのかも？それで分かるかも？
とも思いましたが、
塩軍団がタカちゃんだからこそ、可愛いタカちゃんを労わろうと思うからこそ、
段々と家事を分担しようと気付いて行く構図なんですね。
赤津も食事作りの大変さが分かって来るだろうし。
叱られたとか、攻撃されてマイナスパワーによって気付くのではなく、
タカちゃんを通してプラスの意識によって気付いて行くのもいいなあと。
…ということは、一方で鈴さんのこと口うるさいとか言いながら、すっかりおっかさんとして甘え切ってたってことじゃん…！怒
塩軍団、結局は甘えん坊の僕ちゃん達だったってこと！(笑)
福ちゃんと萬平さんは真一さんの会社に尋ねに行きますが、真一さんは証券会社にお勤めなのですね。
超エリートサラリーマンでした。
咲姉さんは、鈴さんの言いつけを守ってきちんと真面目なお仕事の方を選んで、しかもエリートだったのか。
さすが長女！
その上イケメンで優しいし。
昨日の、真一さんが咲さんの死をいつまでも引きずってはいないけど、「僕の妻は咲だけ」と結婚するつもりはまだまだなさそうな描写がありました。
でも、真一さんこのままいい関係でこのドラマに絡んでくる気がすると書きました。
その後再婚話が出るか、もしや萬平さんの仕事に絡むか？と…。
真一さん、証券会社と言うことは会社経営の知識もある程度あるだろうし、
経理的なことも分かるでしょうし。
そもそも組織運営というものが、親族の中で最も分かる人ですものね。
エリート層だから胡散臭くない商売相手のつてもあるでしょう。
三田村会長ともパイプがあったりして。
立花塩業には、お人よし＆一直線な萬平さんと福ちゃんだけだと危なっかしくて、
立花塩業が軌道に乗れば乗る程その部分が際立ってきていて…
マネジメント能力がある人材が必要！
可知谷さん復帰してくれないかなあと思ってました。
だからってすぐに可知谷さん復活じゃあ芸も無いので…もしかしたら真一さんか？？？
そうであるといいな！いいな。
世良が近付いて変な話を持ちかけてきても、
真一さんだったら優しく真摯な口調で
「いけない、いけないよ」
「僕たちは、ムリなお願いをしているのだろうか」
って、スマートに撃退してくれそうですしね。
萬平さん、一歩外を出るとまだ戦争は終わっていない、身寄りも無く失望した人がたくさんいる現状を見て、何か自分は役に立てないかと考え始めました。
昨日ツイッターでも言いましたが、
鈴さんのことを聞いてあげなかったと猛省する萬平さんは、男性ながらいち早く家事の大変さを痛感しその負担を軽減することを考えてインスタントラーメンに至るのではと。
今日の萬平さんから、同時に非常時にも対応できるということでもインスタントラーメンに行きつくのではと。
鈴さんの家出の件、ストーリーの本流にどう流れ込んで行くのかこれからがまた楽しみです。