【あぐり】感想ネタバレ第139話 エイスケの批判記事

『あぐり』あらすじ(ネタバレ)第139話


昭和23年(1948年)秋。
新しいあぐり美容院を開店して1年経った。

開店当初は物資の調達もままならない状態だったが近頃は常連客も付き経営も安定。
それでもあぐりは新しい髪型の研究に余念がない。

ある日、チェリー山岡が沢田と共にあぐり美容院を訪れた。
チェリー山岡は近々日本を離れアメリカで暮らすことにしたと言う。
チェリーの夫は戦時中の収容所暮らしで目が不自由になってしまったためだ。
山岡美容室は全て雪に任せることしていている。

そこで今回チェリーと沢田がはあぐりを訪ねたのはあることを依頼するため。
沢田は美容学校の卒業生の就職先に全国に美容院を展開する計画を立てているが、
その美容院をアメリカに行ってしまうチェリーの代わりにあぐりに任せたいと言うのだ。

かつて健太郎に日本一の美容師になると言っていたあぐり。
これはまさに日本一の美容師になれるチャンス。

いい話だが、あぐりはその場では返事をしなかった。

婦人現代編集部では、世津子と淳之介が毎朝新聞のある記事を見て憤慨していた。
ある記事とは昭和の文壇を彩った作家たちの論評するという連載記事で今回は望月エイスケの特集。
「堕ちた天才作家」と題されたその記事では
男女の恋愛情愛をほとばしる感性で書き続けていた望月エイスケがプロレタリア文学の模倣に走り、
その挙句挫折して筆を折ったのは読者への裏切り以外何ものでもないと書かれていた。

世津子は、エイスケが苦しみ作風を変えて行った過程については何も言及していない、
偏見以外の何ものでもないと怒り心頭。

その記事を書いた人間は林晃。
復刊記念パーティにも来ていた民子の知り合いの林だった。

 

あぐりの家では和子もその記事を見て気にしていた。
あぐりは、エイスケは素晴らしい仕事をしたが、人には色々な考え方をする人がいるから気にすることはないと笑顔で言った。

民子も新聞を持ってあぐりの元を訪ねにきて、知り合いがエイスケの批判記事を書いたことを謝った。
しかしあぐりは亡くなって10年経ったのに記事にしてもらえるとはエイスケはやっぱり立派だったと気にせず、むしろ喜んでいる。
人には色々な考えがあっていいのではないかと笑顔で答えた。

 

淳之介は仕事で林晃と対面。
淳之介はエイスケの批判記事を書いた林に警戒しているが
林はいきなり淳之介が書いた特集記事が素晴らしかったと熱く絶賛。
さらに淳之介が名乗ると望月エイスケの息子だと分かり林は感心する。

 

あぐりはカフェ・セ・ラ・ヴィで民子と世津子に、チェリーと沢田の依頼を受けようかどうかを相談。
すると、世津子も民子も日本中にあぐり美容院の看板が出るのだと、是非受けるべきだとあぐりの背中を押した。

いつも前に向かって突き進むのがあぐりの取り柄だと世津子と民子に言われてあぐりは引き受けることを決意。

そこに林がやってきた。

あぐりの心は自由

エイスケさんの批判記事を見てもあぐりは動じず。
さすがあぐりですよね。
リベラレルでいい。
昭和のこの時代にありながらかなり柔らかな心の持ち主ですよね。

しかも動じるどころか、亡くなって10年も経つ夫を記事に取り上げてくれることに感謝。
素晴らしい。
でも、そんなエイスケさんってやっぱり「立派」人なんだ〜♪とまでW
親バカならぬ妻バカっていうものでしょうかね、コレはW

まあ、幸せでいいですよね。
それに母としては、絶対的に父親を尊敬して信じてるんだから、子供たちにとっては心強いお母さんだったんだろうなあ。
だから3人とも大物になったんだろうなあとも思います。

あぐり、日本一の美容師へ

あぐり、またまたビッグなビジネスチャンス!
ホント、いいコネ持ってるよねえ。

この状態で20店舗持つって、いい話だけど、今のあぐり美容院も沢子と千花だけで頼りないのに
どうするのかと気になっちゃいますが
ドラマだから大丈夫なんでしょうW

 

岡山では健太郎さんたちがほのぼのコント

岡山では健太郎、妻五郎、磯辺と俳句を楽しんいましたね。
健太郎さんは、相変わらず季語をふたつ入れてた。
それも季節違いw
健太郎さんのお家芸www

健太郎さん、妻吾郎さん、磯辺さん3人のおじいちゃんコントがほのぼのしていて可愛いですよねえ!
今週の癒しになりそうで楽しみでたまらないわ。

年寄りの あくびは三つ 秋の空

この俳句、受けるー。

おじいちゃん3人とも退屈してるんでしょうねー。
予告を見ると3人とも東京に来るみたいでしたが、
つまんないから来ちゃうんだw

あぐりが全国チェーンを引き受けると言っても実際人手が足りなさそうだから
経営とか経理をおじいちゃんたちが張り切ってやってくれるってことになるのかなあ?
おじいちゃんたちは嬉しいだろうけど
それでまた面倒なことが起こりそうだわw
ちょっと楽しみwww

 

林晃との出会い

復刊記念パーティで会った林はエイスケの批判記事を書いていました。
実際に会うと攻撃的なタイプではないですねえ。
穏やかでマイペースな人みたい。

エイスケさんに対する批判的な記事も、よくよく読むと深い内容なのかもしれませんね。
実はエイスケ愛に溢れているとか。

あぐりのことは結構好印象に思ってるみたいですねえ。
あぐりは全然ピンと来ていないみたいだけど。

あぐりの再婚相手になる男性だと思われますが
今後どういった展開になるのか、見守っていこうと思います。

ラストで林がカフェ・セ・ラ・ヴィに来ましたが、世津子さんケンカふっかけないといいけどw