【あぐり】感想ネタバレ第141話 おじいちゃんたちが可愛すぎる

『あぐり』あらすじ(ネタバレ)第141話


あぐりの家に火事で焼け出された林親子が転がり込んで2日が経った。

あぐりが店に出て留守のところへ岡山から来た健太郎、妻吾郎、磯辺が到着。
健太郎達は寝巻き姿の林が出てきたのを見てびっくり。

あぐりから事情を聞いた健太郎は、納得はしていないが、ひとまずは受け入れる。
「わしらがここにいる以上は間違いは起こらないだろう」。
あぐりが聞き返すと健太郎達3人は暫く東京に滞在するつもりだと言う。

あぐりはちょっと驚きつつ苦笑い。

磯辺と妻吾郎も、早速美容院をうろちょろしている。
沢子も千花も困っている。

 

夜、健太郎たちはカフェ・セ・ラ・ヴィへ。
健太郎は世津子にまた東京で一花咲かせるつもりだと嬉しそうに話をしていた。
世津子も、まだまだ御大は老け込んでいる場合じゃないと健太郎に調子を合わせる。

高山は健太郎を見てまだまだ元気だと感心するが、世津子は健太郎が歳を取ったと感じ健太郎の背中を見てつぶやいた。
「あの人、あんなに小さかったかしらね…」

 

翌日、沢子と千花が健太郎達をどうにかして欲しいとあぐりに不満を述べた。
沢子と千花は健太郎達が暫く店に出る、レジを担当すると言っていると困惑していた。

あぐりが慌てて奥に行くと、
健太郎達が嬉々として打ち合わせをしている。

健太郎達はこれから20店舗もの支店ができるあぐりの美容院の役に立てることはないかと
3人の役割について知恵を出し合っていた。
健太郎は土地の買収や建築を全て引き受ける。
磯辺は経理担当。
全支店の経理をまとめる仕事を任せる。
なんと言ってもこの道40年の実績がある。
妻吾郎は揉め事担当。
何かトラブルがあったときにはこの強面の顔で相手を黙らせる。

あぐりは、経営面などの全ては沢田の会社がやってくれていることになっていることを話す。
レジも沢子と千花に任せたいとはっきりと言うと
健太郎は、確かにあぐりの言う通りだ、世の中に役割というものがあるのだといって引き下がってくれた。
「ごめんなさい」
あぐりが謝ることはないと健太郎は言った。

その晩、カフェ・セ・ラ・ヴィでは淋しそうな健太郎が。

健太郎の様子を見た世津子はあぐりに、美容院を手伝うのは無理な話だろうがこのままだと健太郎はしょぼくれてしまう、健太郎の居場所を作って上がれられるのはあぐりしかいないとお願いしたと。

世津子の話を聞いたあぐりは、沢田から支店の土地探しは美容師の目で見た方が確かだと一方的に振られてしまったと言い、健太郎に土地探しお願いした。

健太郎&磯辺&妻吾郎の3人が可愛すぎるー

この3人のおじいちゃんコント、月曜から和んでいましたが今日は可愛いさ炸裂!

このメンバーの凸凹ぶり可愛いー。
水戸黄門これでやっても可愛いかも。

のんびりボスの健太郎さんと、
気遣い屋さんでいつもハラハラしている磯辺さん
一見強面で口下手だけどすごーく優しい妻吾郎さん。

このトリオ、プーさん、ピグレット、イーヨーみたいな感じもして可愛らしくてたまらん!

年配男性がこんなに可愛らしいなんてー。
この3人、もう本当にファンになっちゃうー。
里見浩太朗さんって大物俳優という認識は当然ありましたが、時代劇の二枚目の人くらいにしか思っていなかったので、こんなに可愛い人間臭い役を演じられていることがあったとは!
こんな一面があったとはと感動しまくり。

しかも、すごく健太郎さんの人間像としても、心の動きとしても自然だし。
その中でのこの可愛い演技だもんねえ。
里見浩太朗さんの演技の幅、表現力に感動仕切りです。
名実ともに大物俳優だわ!

 

おじいちゃん3人、可愛いけど身につまされる

これはまさに定年退職後の男性の悩みそのものですよね。

仕事一筋にやってきた人が定年退職になって何やっていいか分からなくなってしまうパターン。
これまでもそう悩みはあったと思うのですが、この問題90年代になって盛んに取り上げられるようになりましたね。
暇を持て余した夫が妻がいないと何もできない外にも出られないことを揶揄した言葉、
「濡れ落ち葉族」という言葉が出てきたのもこの頃だと思う。

90年代よりも今の方が、男性側も亭主関白じゃないと見たいな無駄なプライドを持っている人も少なくなってきていると見られるし、以前より多くの人が仕事以外の何かを持てるようになっては来ているとは思うけど…現役でないとはじかれてしまう辛さはありますよね。

実はただの笑いごとではない…。

おじいちゃん達の居場所を是非!
ってか…あぐりじゃなくて、勇造さんが考えてあげないと!笑
あぐりがヒロインだから、仕方ないけどwww

 

健太郎は小さくなった…

健太郎さん、年取ってからはバッサバサの老人だなあ。
すごいメイクw

世津子さん、健太郎さんを見て、「あんなに小さかったかしら」と呟きました。

「あんなに小さかった」
って言葉、個人的に心配になってしまいます。
個人的な話ですが、私の母は特別霊感が強いとかではないんですが
近所のお婆さんとか、知り合いの方にあったときに
「なんだか小さくなってびっくりした」
「影が薄くなってびっくりした」
と言った矢先になくなってしまって家族で驚いたことがあり…。

この世津子さんの言葉が、伏線でありませんようにーと祈るのみです。

あぐりが土地探しのお仕事をお願いしましたが
あの時の、健太郎さんのちーんとしながらの表情が、なんとも嬉しそうで嬉しそうで。
…可愛い…悶絶!!!

明日はおじいちゃんたち3人で土地探しの水戸黄門やってくれるかなあ?笑