【あぐり】感想ネタバレ第137話 淳之介、諒子にプロポーズ

『あぐり』あらすじ(ネタバレ)第137話


弟子の千花が給料を前借りしたいと言い出した。
理由を聞くと、美容師として身だしなみを整えたいと言う。
美容院は美しさを売るところだから美容師は常に綺麗にオシャレにしているべきだと言うのが千花の考え。

沢子は前借りなんてとんでもないと怒るが
あぐりは千花の意見に感心して、給料前借りを許可。

沢子は千花を甘やかし過ぎだと不満を言うが
あぐりは、やはり美容院は夢を売る仕事、自分たちはそう言うところが足りなかったのではと言う。

 

諒子は、カフェ・セ・ラ・ヴィで演奏していると、今日も休むと言っていた稔が店に入ってきてトランペットを吹いた。
今日の稔の演奏は熱い。
カフェ・セ・ラ・ヴィの客も稔のトランペットに聴き入り、拍手喝采してくれた。

諒子たちの演奏を見守る淳之介は不安な表情。

 

家に戻った諒子と稔。
すごい拍手だった、あんな素晴らしい演奏は初めてだと歓喜する諒子。
稔は、一生懸命演奏すれば客もこっちを向いてくれることが分かった、
これまで皆に八つ当たりしていたと稔は諒子に謝った。

そこにノックの音が。
ドアを開けると淳之介がいた。

淳之介は、これまでずっと後悔していたことがあったと言い、稔がいる前で諒子にプロポーズ。
翌日3時にカフェ・セ・ラ・ヴィで待っているから返事を聞かせてほしいと言った。

 

翌日、淳之介はカフェ・セ・ラ・ヴィで諒子を待った。
しかし諒子は時間になってもなかなか訪れない。

その頃諒子はあぐり美容院を訪れていた。
あぐりに髪を切って貰えば今の自分を確かめられるような気がすると言う諒子。
「私、変わってしまったから」
「あなたは何にも変わっちゃいないわ」
人はそう簡単に変わるものではない、諒子は今でも綺麗だし輝き続けているとあぐりは諒子を励ました。

諒子はあぐりに、稔と同じ芸術家であるエイスケが苦しんでいるときにどうやって支えていたのか尋ねた。
するとあぐりは何もしなかったと答えた。
「雲を動かすのは私の仕事じゃないから」
あぐりはじっと見ていただけだと静かに微笑んだ。

諒子がカフェ・セ・ラ・ヴィの前に来ると、稔が来ていた。
やっぱり諒子に一緒にいて欲しい、そのドアを開けたら俺たちはダメになるという稔。

しかし諒子はカフェ・セ・ラ・ヴィの扉を開く。

千花、給料前借り

千花、大胆にもあぐりに給料前借りを要求。
まだ1950年代ですよねえ?
60 年安保の時代じゃないよねえ?

若者、次世代と言っても、戦争、空襲、食糧難を実体験している世代ですよねえ?
ここまで自己主張できるもんなのか?

呑気なあぐりは、千花の意見に感心。
美しさを売る美容師がもっとオシャレでいるべきと。
それは確かにそう。
そう言う意識も戦後からなんでしょうね。

そう考えるとチェリーは当初から隅々まで考え行き渡っていた人なのね!
なら弟子にもそこら辺きちんと伝えないとw

ただ、だからと言って千花は給料前借りとはどういうつもりー?
千花って、東大教授の奥様の知り合いのって近いか遠いか分かりませんがw一応コネで。
あぐり美容院の常連さんのコネっていうことは
なかなかハイソな家のお嬢様だと思うのですが、
十分にお小遣いもらってるんじゃないの??

あぐりが感心するのはいいけど、沢子ちゃんが怒るの無理ないよお。
お金のことだし、甘やかすのは良くないよ。
沢子ちゃん、泥棒だったのにすっかり更生しててよかったw

なんだかんだ言って、この前借り、トラブルの予感??

しかし、千花は棒だ。
棒すぎる…。

千花は見ていてストレスだなあ。

 

あぐりは諒子を心配するも…

あぐりは、淳之介に諒子ちゃんの様子を尋ねます。
三枝が美容院に訪ねに来て、とりあえず淳之介に連絡しようと編集部に電話したら諒子が電話に出たこと。
淳之介はビクーーーッとしたみたいだけどあぐりは全然平気ーw

昨日電話で話している時もえ?あれ?と思ったけど
あぐり、本当に全然心配してないー。
鈍感?
ってか想像力無さすぎ?www

このあぐりの鈍感さ、ここでギャグにしてるよねえw
え?あれ?いいの?っと思わせつつ、
この視聴者の小さい疑問もスルー!!w
笑っていいのか、突っ込むべきなのか戸惑っているうちにスルー!
これがあぐりのユニークネス。
この感じ、田中美里さんだからこそ、なんか自然なんだろうなあ。

他の女優さんだと、これ気づかないのが面白味にならずに
ただの無神経で鈍感な母で炎上なんじゃないか?

 

淳之介のプロポーズ

淳之介は、タイミング悪いときにプロポーズしにきましたねえw

諒子と稔の演奏を見たら仲直りできたって分かるじゃんw
間が悪い男。

仲睦まじい様子を見てかえって闘志がメラメラしちゃったんだろうか。

淳之介のプロポーズの内容は、
これまでずっと後悔していたことがあったと始まり、
東京に新型爆弾が落ちるかもという話があったときに、
「あの時何があってもずっと君と一緒にいるべきだった、君とずっと一緒に緒にいればよかった。
あの時からやり直したいんだ」

まあ…淳之介の後悔もわからないでもないが…。
あんな未亡人の色気ムンムンに負けてたんだもんねえ。
同情できないよお。
未亡人の色気の前には諒子ちゃんどーでもいいだったからw

視聴者に対してもそんなこと思い出させなきゃいいのにw

諒子、どっちをとっても、ろくでもないぞと思ってしまったw

 

淳之介はエイスケそっくり

その後、淳之介はカフェ・セ・ラ・ヴィに訪れて、ブランデーを一気飲み!
普通、これやってからプロポーズに行くもんでないかい?と思ったけど
そうじゃなくて小説執筆でしたw

やっぱり諒子ちゃん、ジュンノーはやめとけ。
自分しか見えてないw

何も言わず、一気飲みしてどこかに行ってしまう淳之介を見て世津子さん、エイスケさんみたいって言ってました。

エイスケさんも書く前に酒一気飲みしてから酔った勢いで書くタイプだったのか。

世津子さん、まだ世に出る前の淳之介にとって心強い存在なのは確かだけど、こんなところまでいちいちエイスケに似てる似てない言われるのも
若者にとってそれもいづらいだろうなあ。どうかと思うよ…w

しかし尚久はすっかりカフェ・セ・ラ・ヴィの常連で淳之介抜きでも世津子さんと楽しく話してましたねえ。
いつの間にか、尚久が癒しになってるなあ。
最初、諒子を横取りしようとしてる頃は、ちょっとイラッときてたけど、最近尚久が何言うかが楽しみになってます。
関口和宏さんも何気にコメディ上手いし。

諒子は美容院を訪れ、あぐりに相談

諒子は、髪を切れば今の自分が見えるのではと美容院を訪れました。

そして髪をセットし終えた後、諒子はあぐりに相談。
幼馴染みのお母様と女子の会話ができるっていいなあ。
一応元彼なのにさあ。
これもあぐりの大らかさのおかげですねえ。

しかし、いいシーンなんだけど…諒子の髪が気になるw
当時はみんなサザエさんだったのねえ。
無理矢理頭のてっぺんにパーマw
似合うかどうか、美しいかどうか関係なしでw
一応当時の価値観では美しかったんだろうけど。
戦時中の倹約生活の反動でどこでもいいから、一個だけでもいいからどこかにパーマ掛けたがってるだけじゃないのお!?

諒子は稔がどうやったら自分の殻を破れるのか、どうしたら自分は支えになれるのかが悩んでいたのですねえ。
諒子、稔のことしか頭にない。
淳之介、全く勝ち目ないじゃん。

その疑問に対して、あぐりは何もしなかったと言いました。
「雲を動かすのは雲の仕事だから」
あぐりさんの例のセリフ、あのエイスケさんとのあの雲はどこに行くの?のシーン
「それは風が決めることだから」からのセリフ。

なるほどね…だけど、
涼子、いきなり雲の話出されても「はあ?」なんじゃないだろーか?w

あぐり、何もしてなかったのは確か。
確かだけど、諒子みたいに悩んであげてもいなかったよねw

それに、あぐりは、このままじゃエイスケさんに振り回されて人生終わる!経済的にも精神的にも!
って思って美容師になろうとしたんだよー。
そこちゃんと覚えてアドバイスしてあげなよーって思っちゃいましたw

淳之介はどうせ振られるんでしょうねー。