【あぐり】感想ネタバレ第114話 あぐりと燐太郎が再婚!?

『あぐり』あらすじネタバレ第114話

昭和18年6月以降になると各家庭に防空壕を設置することが義務化された。
あぐりの家には燐太郎が来て防空壕作りを手伝ってくれていた。
燐太郎と楽しく会話しながら穴掘り作業をする淳之介。
和子も理恵も燐太郎に懐いている。

そんな様子を見て光代はあぐりに燐太郎と再婚してはどうかと勧める。
燐太郎があぐりを見つめる目は恋する男の目線だという光代。
しかしあぐりは全然気付いていなかった。

 

一方、燐太郎の元には、長野の実家から戻ってきたつた子が。

つた子は両親に長野で見合いすることをハッキリ断ってきたと燐太郎に報告。
これからも東京で新聞記者を続けるつもりだということ、
好きな人がいてその人と結婚するつもりだということ、
次回その人を連れてあらためて帰省するということ。

つた子に返事を迫られて黙り込んでしまう燐太郎。

つた子は燐太郎の心の中には別の女性がいると指摘され、燐太郎は言葉を返せない。

 

数日後、つた子があぐりを訪ねてきた。
あぐりは携帯パーマネント機を燐太郎が東京中走り回って調達してくれた話をするが
燐太郎が持ってきてくれた日はつた子が待ちぼうけをくらった日だとわかる。
つた子は燐太郎が好きなのはあぐりだと言い、あぐりが燐太郎を好きなら自分は燐太郎を諦めると告げた。

 

あぐりは燐太郎に携帯パーマネント機を返しにきた。
「私が使うわけには行かないのよ」
あぐりは、これまで燐太郎にたくさん助けて貰った、燐太郎に甘え過ぎていたと話し、
コレからは自分の幸せのためだけに生きてほしいと告げた。

そしてあぐりは自分の心の中に今もエイスケがいるのだと話した。
エイスケも死ぬ前に「いつもあぐりのそばにいるよ」と言っていたから大丈夫だと。

「ねえ、これでよかったのよね」
「ねえ少しはヤキモチ妬いてた?」
帰宅したあぐりは一人、エイスケに話しかけていた。

そこに現れた光代にあぐりは当分再婚するつもりはないと話した。
「これからも望月の嫁としてよろしくお願いします」

 

燐太郎は報道班員として戦地に赴くことを決意。
つた子は長野行きの切符を持って林太郎の元に婚約者として両親に会って欲しいとお願いした。

昭和19年1944年正月。
この先どうなるかは分からないけどお互い元気で過ごしましょうと新年の挨拶をして食卓を囲むあぐりたち。

あぐりの元には燐太郎からの年賀状が。
そこにはつた子と結婚し、報道班員として戦地に赴くことが書かれていた。

新しい年の始まりは日本中の人にとって暗く辛い年の始まりでもあった。

あぐりは「かまとと」w

燐太郎さんはやっぱりあぐりが好きなんですねえ。
光代さん、燐太郎さんがあぐりを見つめる目は
「恋する男の視線」
だと。

さすが、片桐先生への推し活熱心な光代さんだけあって敏感ですー。

ってか、光代さん、理解ある姑で素敵だけど
姑としては、あぐりと燐太郎さんが再婚したら私ここに住むべきじゃない?とか色々考えないかな?
そんなごちゃごちゃは野暮だから別にいいっちゃいいですが、ちょっと気になる笑

しかし、あぐりはやっぱり全然わかってなかったよw
そんなあぐりを光代さんは「かまとと」と評してました。

かまとと、懐かしい。
今ではほとんど死後ではないだろうかー?
昔はよく少女マンガで出てきて「かまとと」ってなあに?って小学生の私は聞いた覚えがある。
姉が広辞苑に「かまとと」が載っているって盛り上がっていた覚えがあってそれでかまとという言葉を覚えたw

かまととの意味は、知ってるくせに知らないふりして無邪気を装うこと。
今では「ぶりっ子」にその役割をバトンタッチしてしまった感じですかねえ。
確かに「ぶりっ子」を使うようになったあたりから、かまととは使わなくなった。

 

まあ残念ながら、光代さんの期待虚しくあぐりはかまととでも何でもなく
ただの鈍感!爆

 

燐太郎さんはいつからあぐりにLOVE?

燐太郎さんはいつからあぐりのことが好きだったんでしょうかねえ?

本人が気付いているか気付かないでいるか、私としてはやはりあぐりとほぼ初対面のときからではと思います。
あの、洗濯物のシャツの袖を結んで干してたときからw

東京に来てエイスケさんとの生活に慣れないあぐりをサポートしてくれたのは
あぐりのことを放っておけなかったんでしょうねえ。
親友の奥さんだからサポートするという名目の元だっただろうけど。

エイスケさんとあぐりの結婚、お見合いだし、なんなら僕の方が!くらいに潜在的に思っていたんだろうねえ。

で、きっと自分自身のあぐりへの思いを自覚したのは、あぐりが肋膜炎で倒れたとき。
でもエイスケさんの「あぐりがいないと書けないんだ」って言った言葉に、
あぐりとエイスケさんの独特な夫婦の絆を感じて負けーっと思ってしまった。

あのとき、燐太郎さん、病室の外で泣いていて、二人の愛の絆に感動したと言っていましたが
やっぱりそれだけじゃなかったんだね…涙。

それからずーーーーーっとあぐりに片想いかw
燐太郎さん、切ない恋をしていたのねえ。

ハッ!だから燐太郎さんは、あんなに美しいリリカルな詩をかけたのか!!
感受性豊かで優しく、紳士的な燐太郎さんは、
ひっそりと抱くあぐりへの恋心を作品に昇華させていたのか。
だから女性受けする。
なるほど!

浅いようで深いなこのドラマ!!!

 

つた子さんは逆プロポーズ

あぐりにフラれてしまった燐太郎さんは、つた子と結婚することに。

つた子さん、大胆にも逆プロポーズで。
この時代にはなかなかなかったんじゃないだろうかー。

このストーリーでは確かに燐太郎さんはあぐりへの思いを断ち切ったその形として
つた子と結婚させたんだろうけど、
きっとそれちょっと違うよなあと思ってしまう。

燐太郎さんがつた子さんと付き合ってたのも、そもそもあぐりとは一緒になれないからと、
あぐりへの気持ちをかき消そうとしていたためだろうし。

それに毎度言ってるけどつた子さん、いい人そうだけど燐太郎さんには役不足だからw

あぐりへの気持ちを断ち切って前に進むことが、燐太郎さんのためではあるけど
だからってつた子さんとの結婚は幸せとは違うと思うなあw

燐太郎さんは戦地へ

燐太郎さんは、報道班として戦地に赴くそうです。

とうとうカフェ・セ・ラ・ヴィメンバーである燐太郎さんもさようなら…。
あの大正ロマンのキラキラは完全に終わり。
あの、健太郎さんが来て、光代さんとのすれ違いコントが懐かしい涙。
消滅の原因が戦争だっていうのも、なんとも無念な感じですが。

燐太郎さんの赴く先は、南方だそうですが…。
南方ってことは、フラグ?
どうか、無事で帰ってきて欲しいよお。

戦後、是非戻ってきてまた皆んなでカフェ・セ・ラ・ヴィに集う姿を見たい。涙

 

 

ところで今週のタイトルは…

今週のタイトルは「淳之介の初恋」だったはずですが、淳之介の恋愛話は1日だけ。
てか、まだ淳之介自身は諒子ちゃんに対しての気持ちはハッキリしていない様子ですよね。
諒子ちゃんは確かに4人の中なら淳之介が推しみたいで外堀埋められてた感はありますが。
でもタイトルにされるほどの進展はなく。

今週は、淳之介たちの恋バナ、安吉くんの出征、燐太郎さんの話と内容は好きでしたが
タイトルはちょっと外したかなあw

来週は予告によると淳之介と諒子ちゃんの話にも進展がありそうですね。

来週はとうとうカフェ・セ・ラ・ヴィが最後かも。
寂しいーー!