【あぐり】感想ネタバレ第78話 リアルあぐりの娘さん吉行和子さん登場

『あぐり』あらすじ(ネタバレ)第78話

あぐり美容室の開店に駆け付けた健太郎と光代も数日後には岡山に帰って行った。

あぐり美容室は光代の宣伝のおかげかお客も入るようになってきていた。
最近ではエイスケも新進気鋭の作家としてて名が知れるようになり次々と小説を発表。
あぐりもエイスケもそれぞれ軌道に乗り始めていた。

 

ある日、客が会計をしようとすると財布を紛失したと騒ぎになる。
店内を確認しても見当たらない。
とりあえずご自宅を確認するよう言って客を帰すが
辰子はこれは沢子の仕業に違いないと決めつける。
あぐりは、沢子は真面目に修行しているから盗みをするはずがないと言った。

また別の日には、あぐり美容室に伯爵夫人が来店した。
伯爵夫人は、急いでいると他の客よりも先にやって欲しいと要求。
しかしあぐりは、どんなに偉い人であろうと有名人であろうと順番は守っていただきますと毅然とした態度。
伯爵夫人は怒って帰ってしまう。

伯爵夫人の固定客がつけばその友人50人の来店が見込める。
せっかくの集客のチャンスを失ったことになる。
辰子は、あぐりの対応を攻めた。
あぐりは、せめてこの店の中だけでも社会的地位などは関係なくしたいのだと訴えた。

 

あぐりのやり方が納得いかない辰子はチェリーの元を訪れて相談。
すると、チェリーはあぐりらしいやり方だと笑い、辰子はあぐりにとって必要な存在だとした。
あぐりは後先関係なく行動するが、辰子は物事を見極めてから行動する。
その慎重さがあぐりには必要だと。

数日後、先日訪れた客が再来店した。
「とてもこのお店が気に入ったの。今度お友達を紹介するわ」
その客は先日あぐりが伯爵夫人を一刀両断したのを拍手喝采だと大絶賛。
夫の権力を笠に着て威張り散らす女は大嫌いだからスッとしたと。

そこに世津子がエイスケの原稿を取りにやってきた。
その客に声を掛けられて世津子はビックリ。
その客は世津子の知り合いで女流作家の平山真佐子。

平山真佐子は作家の知り合いも多い。
店の格も上がる。
さらに雑誌に記事を書いているから宣伝効果は絶大。

さらに世津子がエイスケの原稿を取りに来たということから、
平山真佐子にあぐりが吉行エイスケの妻だというおとも知らえっることになる。

さらに先日財布を紛失したという客が、実は家に財布を忘れていただけだったと謝罪に訪れた。

辰子は、あぐりの考え方が間違っているわけではなかったことを身を持って実感する。
あぐりもやっぱり伯爵夫人を断ったときには大きな魚を逃したかもと思った、やっぱり経営者として失格ですよねと笑う。
そういうところがあぐりらしいところだとチェリー先生も行ってたと辰子も笑った。

写真館で家族写真

今日も光代さんの洋装姿を見られて眼福眼福!
昨日の一回だけじゃもったいないもんねえ。

写真館で家族写真を撮影とは。
確かにいい記念になるー。
当時は今と違って写真を気軽に取ることはできませんでしたが、だからこそ写真館に行ってわざわざ写真を撮ってというのがいいイベントになり素敵な思い出となったんでしょうねえ。

夫婦二人で撮っての写真撮影に照れる健太郎さんが可愛かった。
健太郎さんと光代さん、

 

吉行和子さん登場!

吉行あぐりさんの娘さんである吉行和子さんが登場!
先週の予告でお姿を拝見してから楽しみでしたー。
出演者にはラストにではなく、中盤でさりげなーく出ていましたね。

吉行和子さんは世津子さんともお友達の女流作家さんでした!

リアルあぐりの娘さんにヒロインあぐりが髪をセットするって感慨深いわ~。
当時は吉行あぐりさんもご健在だったから、もちろんこの回もご覧になったはず。
ドラマとリアルのシンクロ!!

 

あぐりはリベラル

あぐりは店の中ではどのお客様も平等にというポリシー。

伯爵夫人が身分を笠に着て順番をすっ飛ばして対応しろという要求を断ってました。
なるほど当時は、こういうことってあるあるだったんでしょうね。
まだ江戸時代の身分制度を知る人々も多かったわけだし…。

そんな当時の雰囲気の中で、このあぐりのリベラルな発想はとても革新的。
これはあぐりのお父様の教えのおかげですね。
川村家は使用人とも分け隔てなく仲良くできたって言ってましたもんねぇ。

そのリベラルな発想は、弟子たちにも甘く…。
確かに体育会系の部活みたいに主従関係が厳しいのは私も好きではないですが
でもお掃除をあぐりがやっちゃうのはよくないぞ。
このリベラルを受け止められるのは相手もある程度のレベルが無いと。
途端にとめがたるんでた…www

 

実家だけでなく人脈も太いあぐり!

あぐり、実家が太くて羨ましいですが
さらに人脈も太いですねーさすが!

吉行和子さんが有名な女流作家さんで。世津子さんとお友達でした!
確かに世津子さんは人脈の宝庫だよねえ。
まあこれも望月家のおかげではありますが…。

セレブがセレブたる所以…!

まあ、ただコネだ、金だではなく、
あぐりの考えに賛同したからこそですが。
その上で実は世津子さんが知ってる子だったとなると、世津子さんの存在が最強の後ろ盾に。
こういうエピソードいいですねえ~。

さらにいつの間にかエイスケさんも太くなっていた~。

エイスケさんも作家として名前が上がり
あぐりは「小説家吉行エイスケの妻」としても!

これは伯爵夫人なんて蹴散らせるわ~。
これからは新進の作家たちの間で話題の美容院になるわねwww
保守的な伯爵夫人のコネよりもハイカラでハイソな人が集まっていいじゃないか。
流行の発信地になる予感!!!

単純だけど痛快で良き!良き!

 

ただ、辰子さんがちょっと不憫

辰子さん、どうせツンデレ。
すぐにデレルからいいちゃいいんだけど~。

あぐりに対比させるためとは分かっちゃいるけど
辰子さん、権威に弱く、沢子のことをいつまでも偏見持っている描写に。
辰子さんの描き方が器ちっちゃ過ぎwww

伯爵夫人を断っちゃった件、見せやすくしてるのは分かるけど
客のいるところであぐりを責めちゃダメよー。
全部丸聞こえじゃんか。

そして沢子が泥棒したって決めつけた件も。
ただ誰でもこの状況だと沢子を疑うと思うよwww
あぐりの方がやみくもに人を信じるおバカちゃんに見えるわ。
もうちょっと沢子のことをしっかり描いて見ている側にも
沢子がすっかり改心したと感じられたらいいんだけど…。

チェリー先生はあぐりには辰子が必要と言ってました。
辰子さんはあぐりの最強の仕事仲間になるってことですねえ。

今のところ見ていると、辰子さんのストレスはこっちもすごーく共感しちゃうので
辰子さんが早くデレて、あぐりと辰子さんの楽しい話を見たいわ。

でも、あぐりに辰子が必要ってことは鈴木砂羽さんの出番はずっとあるってこと!!
それは嬉しい。