『あぐり』あらすじ（ネタバレ）第６７話
肋膜炎で倒れてしまったあぐり。
医師の診断によるとかなり危険な状態。
肺には水が溜まり、熱も高いまま。
こうなると、患者の生きる気力次第。
意識を失ったあぐりは、夢の中で父晃に再会していた。
「さあ、一緒に行こうあぐり」
こんなことだったら何が何でも医者に連れて行けばよかったと言う世津子。
「あぐりは絶対に死なないよ。絶対」
エイスケは祈るようにあぐりを見つけて言った。
あぐり重体の知らせを受けた望月家では、健太郎も光代も東京に向かおうといていた。
万が一の場合は岡山の望月家であぐりの葬儀を出してやりたいからその心づもりで居てほしいと妻五郎と磯辺に伝える健太郎。
妻五郎と磯辺は、なぜあぐりお嬢様が死なななくてはならないのかと号泣。
あぐりの母美佐も東京に向かおうと駆け付けた。
美佐は、あぐりは病気のときにはこれを食べると必ず治るのだとあぐりの大好物のバラ寿司と鰆の味噌漬けの弁当にして持ってｋちあ。
「これださえ食べれば大丈夫じゃ！死ぬもんですか！！」
病室に梅と春子が淳之介を連れてやってきた。
医者にはうつるかもしれないから近づけない方がいいと止められているが、母に会いたがっていると。
エイスケが抱っこして病室の入り口からあぐりを淳之介に見せる。
淳之介は「ママ！ママ！」とあぐりを呼んだ。
夢の中のあぐりは晃と一緒に着いて行こうとしていた。
淳之介の「ママ！」という声に呼び止められるあぐり。
淳之介もいるし仕事があるしやっぱり一緒にいけないとあぐりは断るが
晃はもうあぐりの居場所は無いから一緒に行こうと言う。
その頃、美容室の皆が病院に駆けつけてきた。
私がやめなければあぐりが無理することは無かったと後悔を口にする雪。
エイスケは一睡もせずにあぐりの看病をしている。
そこに鱗太郎がやってきた。
「あぐり、このまま死んじゃうのかな」
エイスケはあぐりに不安を口にする。
あぐりが死んだら自分も死ぬ。
あぐりがいなきゃ何も書けない。
書けなきゃ生きている意味が無いと言うエイスケ。
エイスケはあぐりと東京で暮らし始めた頃に、あぐりが空を見上げて雲を見ていたときの話を始めた。
エイスケは、あの雲はどこに流れて行くのだろうと聞いたら、あぐりが言った言葉は
「それは風が決めること」。
その言葉をきっかけにエイスケはスランプから抜け出すことができた。
エイスケは涙を流した。
あぐりの夢の中には亡くなった姉の紀美子と冨美子も現れて一緒に行こうと誘ってきた。
一緒に着いて行こうと歩き始めると、あぐりを呼ぶエイスケの声が。
振り返るとエイスケが見知らぬ女性と楽し気にしていた。
そんなエイスケを見てあぐりはやきもち。
振り返ってあぐりは晃に「やっぱり行けません！」と断った。
「エイスケさんと決着付けんと！ごめんなさい！」
あぐりはエイスケの方に向かった。
あぐりは奇跡的に持ち直した。
朝方目覚めたあぐり。
枕元にいたエイスケが「やあ」と笑顔で言った。
夢の中で父と姉と再会。田村亮さん久々の出演！
あぐり、相当危険な状態だったんですね。
普通、こういうときに肉親が現れると「こっちきちゃダメ！」って追い帰すのが定番なのに。
「澪つくし」でも久兵衛さんたちがかをるに「まだ早い！」「帰りなさい！」って追い返してたもんね。
なのに、今回は「おいで、おいで」をする側で。
守ってくれると信じたい存在が「おいで、おいで」だったんだから…大変。
夢のシーンではありますが、久々に父晃さんに再会できました。
これは嬉しかったー。
田村正和さんロスもあるので弟の田村亮さんを見られたこと自体も嬉しい。
しかしお姉さま方、美しいなあ～。
長姉紀美子役の白鳥由香さんも、次姉冨美子役の山崎宏美さんも、今は活動してらっしゃらないみたいですねえ…。
夢の中のあぐりが生死をさまよい続けるシーン、なかなかファンタジックで面白かったです。
岡山でも東京行きの準備
岡山にもあぐり重体の知らせが。
健太郎さんは最悪の事態も覚悟。
あんなに逆らったのに、岡山で葬儀をしてやりたいという親心に泣ける…。
健太郎さんの言葉を聞いて泣き崩れる妻五郎さん、磯辺さん、いい人だよ…涙。
美佐さんも望月家に駆け付けて来て一緒に東京に向かうことに。
美佐さんが来た時、時計が４時半を指していて「遅くなりました」って言ってたけど
美佐さんどれだけ遅れたの？
弁当作ってたから遅くなった？
美佐さんの親心を表したかったんだろうけど、病気のあぐりムリだよｗｗｗ
それより、東京に行くのに１７時間近くって言ってたよねえ？
いくらお寿司とはいえ、危険じゃん？
着いてもすぐにあぐりは食べられないんだから…。
いや、母心なんだろうけれども…汗汗汗。
その弁当は、汽車の中で健太郎さんと光代さんと３人でお召し上がり下さいませ！
山岡美容室メンバー大挙して見舞に
あぐりの元には、世津子さんはもちろん、
うめさん、春子さん、燐太郎…と次々人が訪れますが、
山岡美容室のメンバーは全員で大挙して押し寄せましたあ！
おいおい、そんなに大勢でドヤドヤとやって来たら周りにお迷惑よｗｗｗ
病院ですよ、静かにしてくださいよー。
ってか、あぐりが倒れる程忙しい筈なのに、よく全員集合して来られたなあ。
しかも横浜店と合流して。
いろいろ都合よいが…まあいいか。
あぐりが相当危険だと聞いて、雪さんが自分のせいだと責めていましたが、コレちょっとかわいそうだなあ～。
細かいかもしれないけど。
雪さんが辞めたのは、雪さんが悪と言うよりは、
チェリーのずさん経営で、現場はお互いがいがみ合うギスギスした状態になってたわけだし、
チェリーの心無い言葉に雪さんは傷ついたわけだし。
雪さんが「私のせいだわ」って言うのはいいけど、それ放置しないでよ。
チェリーが「そんなことない！！」って雪さんをフォローしてやってよ。
ついでにやたらに皆の闘争心を煽ったことについて反省する言葉や、
思いもよらずに雪さんを傷つけてしまったことについては誤る言葉を欲しいよお。
そして、雪さんと時子さんも和解して欲しいなあ。
美容室メンバー本当の意味で打ち解けてほしいよお。
ベタだけど、これまでベタに派閥闘争やってきたんだから、そこまでベタにやってよぉ～。
エイスケさんの涙に貰い泣き
今日のエイスケさんの独白シーンは素敵でした。
あのあぐりが空を見ていたシーンのことを語り出した。
空の雲を眺めていたあぐりに、あの雲はどこに行くのかと聞いたら。
あぐりは「さあ、風が決めることだから」と言った。
その言葉を聞いた途端、エイスケはスランプから脱却して書けるようになった。
エイスケさん、あぐりの言葉で心を解き放つことができた…。
いい話。
あの時のあぐりのゆったりとした笑顔と、エイスケさんの笑顔、鮮明に覚えてる…。
あぐりはエイスケさんの支えなんだねえ。
エイスケさんは、なんだかんだ言って繊細で、自信が持てなくて度々立ち止まってしまうことがあるんだろうけど、
そこをあぐりの鈍感さ、いや！大らかさが背中を押していてくれたんだ…。
あぐりといるだけで、ありのままでいいよって言って貰えているような気がするんですよえ。
エイスケさん、女遊びしても、気紛れにどこかへフラフラ行っちゃっても、やっぱりあぐりのことが一番好き。
深いところでつながっているのですねえ。
ソウルメイトって言うんですかねえ、この2人は。
この2人の関係性、めっちゃ好きなんですけど。
いろいろ都合が良かったり、？？？ってところがあるけど、今日もちょいちょいあったけど
これが描かれていればいいんでない？って思える。
あぐりは、いろいろ雑だなあと思いつつ、私は不愉快には思わず笑って見られているのですが
大丈夫なのは、描くべき幹みたいなところがしっかり描けているからかなあ。
あぐりとエイスケの関係性が、爽やかで、可愛らしくて素敵に描かれているから
ちょっとくらい可笑しいところがあっても、それはそれでまあいいかと思えるところがありますね。
燐太郎さんは複雑な表情
燐太郎さんは、エイスケの言葉を聞いたその後の表情は複雑で印象的でした。
エイスケさんのあぐりへの思いを聞いて、エイスケさんが心底あぐりに惚れていることを思い知った様子。
そして自分のあぐりに対する恋心にも気付いたのでは…？
洗濯ものの不思議な干し方を見てあぐりのことを面白いと思った燐太郎さん。
エイスケさんと同じだもん…。
燐太郎さんのせつない思いは、この後どうなっていくのだろうか？
興味津々。
あぐり回復のきっかけはエイスケさん！
あぐりが回復したきっかけはエイスケさんでした。
父 晃さんや姉たちが追い返すわけではなく、呼び戻したのはエイスケさん！
やはり最愛の人だけあって、エイスケさんがその役割を担っていたなのねー。
しかし、あぐりが呼び戻されたきっかけは
エイスケさんが女性といちゃいちゃしてたから～笑
そういうのがいかにも「あぐり」ワールドで面白い。
エイスケさんラブ！じゃなくてプリプリ怒りながら戻るあぐりｗｗｗ
あのエイスケさんの楽しそうな笑い声が響き渡っていたのも印象的。
あのシーンビジュアル的にもなかなか面白かったわ。
目覚めの挨拶は「やあ！」
目覚めたあぐりにエイスケさんが最初に言った言葉は「やあ！」。
さすが、安定のエイスケさん！
この「やあ！」もいかにもライトで明るい「あぐり」ワールドでいいなあ～。
あぐり、夢で見た事覚えてたんだなあｗｗｗ
「やあ」と返した後、思い出して怒った顔になった。
これもくぁしい「あぐり」ワールド。
しかし、奇跡の生還って言う割にあぐりのメイクバッチリ！眉の形キレイー！