【おちょやん】感想ネタバレ 第111話 千代と一平のニアミス

【おちょやん】あらすじ(ネタバレ)第111話

昭和27年2月。
熊田が千代を訪ねて来た。
熊田は千代にもう一度鶴亀新喜劇の舞台に立ってほしいと依頼。
鶴亀に入社して40年の最後の仕事として、竹井千代が道頓堀の舞台女優だということを皆に知ってもらいたいのだと言う。

そして熊田は、一平の書いた最新作「初代桂春團治」を千代に手渡して帰った。

 

一平の書いた「初代桂春團治」は実在した落語家、桂春團治の破天荒な人生を笑いあり涙ありで描いたストーリー。
この芝居は連日大入りの大盛況。
新聞評でも大絶賛。
東京公演も決定した。

そしてNHKラジオでも一平のインタビューをすることに急遽来まる。

その日は「お父さんはお人よし」の台本読み合わせの日でもある。
編成局の面々は、千代と一平がかち合わないよう気遣ってハラハラ。

一平がスタジオ入りしている間にどうにか台本読みは終了。
後は、速やかに千代を帰らせれば事なきを得る…というところで、
当郎がラジオを付けた。

ラジオから流れてきたのは一平の声。
「初代桂春團治」で描こうとしたのは何かと言われた一平は、
「ありのままの自分です」
と答えた。
愚かで、哀れで眼を覆いたくなる。
でも、その先にこそ本当の喜劇があるということをようやく気付いた
「私は喜劇なんか無くなる世界をつくるために喜劇をやっているのかも分かりませんな」
千代は静かに聞き入った。

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鶴亀新喜劇への出演オファー

熊田さん、鶴亀入社40年。
もう退職の年なのね。
白髪にもなっちゃった。
お茶子だった千代ちゃんに「見過ぎー」っと叱ってた頃が懐かしい…。

女優になる前からの、昔馴染みでもある熊田さんからの鶴亀新喜劇への出演オファー。
これは断れないよねえ…。

千代ちゃんも本当はずっと鶴亀新喜劇で演ってたかったんんだもんねえ。
一平のことさえなければ。

戻りたいのはやまやまでしょう。
故郷に錦を飾ることもできるわけだし…。

一平さえいなければ。

熊田さんのお気持ちも分かる。
熊田さんは最後のお願いとして是非そうするだろううと思う。
千代をリスペクトするからこそ!

でも、きっついねえ~コレ。

最終週としては、一平のことを始末を付けないからには決着がつかないけど、こっちもスッキリしないけど。
なかなかエグイシチュエーションを持ってきましたねえ~。

 

鶴亀新喜劇も成長

今回も、劇中劇凝ってました~。

これまでの劇中劇より見ごたえがありました。
やっぱりこのラストの劇中劇に集中するためだったんでしょうね、中盤の劇中劇の物足りなさは。
千代と一平の人生がずっかり重なっているということも、スムースに芝居の中身に思い入れられる要素ですね。
ホント、劇中劇って大変。
それを何本もドラマ内に入れていること自体頭が下がります。

 

寛治は、いかにも藤山寛美さん。
寛治、劇団の中でも欠かせない存在に成長したことが伺えます。

そして今日印象的だったのは香里さん!
香里さんって、ちょい役レベルに近い脇役だと思ってたのですが、
こんな役回りをやるとは…!
なかなかの見どころ!

劇中は香里さんは、いわゆる千代の立場の役でした。
どんな気持ちで演じているんだろうか?
なかなか複雑な思いをしながらの役作りだったんでしょうけど、
千代の気持ちを代弁するつもりで、誠心誠意演じている、その気持ちが伝わってきて…。
こっちもウルウルきてしまいました。

 

一平、NHKラジオに。スタッフのわちゃわちゃ!

一平のNHKラジオの出演で、NHKスタッフの酒井さん、四ノ宮さん、桜庭さんの3人は、千代が一平と顔を合わせないかとハラハラ!

この3人のわちゃわちゃ芝居が可愛いー!

三人共、千代を気遣ってくれて、優しいなあ。
四ノ宮さんも、当初は千代のことを歓迎していませんでしたが、そもそもはいい人んだんだよねえ。

そんな普通の人の日常の中でのちょっとしたサスペンスが面白い。

そして、千代と一平が絶対にかち合わないように、社員さんとしては完璧な立ち回りを施そうと、桜庭さんは廊下で一平の動向チェック&酒井さんに報告。
このやりとり、まるで刑事もののようで…それも笑える。

千代と一平の2人のドラマの脇でこんなクスっとした芝居が入るのが心地よいです。

そして、一平がスタジオ入りしている間に千代をちゃっちゃと出したくて、せかせか、わちゃわちゃする感じも面白い。

そして3人の努力もむなしく、当郎さんんが、ラジオをパチッ!とスイッチオンしちゃうのも!
塚地さんのあのスイッチオンの間が絶妙!!

 

インタビューに答える一平

私は割とドラマはドラマとして、冷静に見ている方だと思うのですが。
だから成田凌憎し!とまでは思ってはいないのですが…
一平が出てくるとムカッ!っとしていますーーwww
一平のシーンが出てくると絶対に不幸になれ!と念じながら見てたし、
脚本が書けない様子にざまあ!って思って見てましたー。
んで、ついでに灯子との仲も壊れてしまえと。

やっぱり、冷静に見てられてないな笑

 

でも、今日の一平にはちょっと違う感情も。
やっぱり成田凌イケメンだから?
それだけではない、何かが。

やっぱり新喜劇の芝居が、千代の気持ちに向き合って書かれていたからかな。
そして、一平の、自分の全てをさらけ出して書いたっていう言葉からかな。

ちょっと許せるようになるかもしれないな…という気も…。

ここまで嫌われたけど、ドラマが終わる前に、少しイメージ回復できるか。
これからが正念場ですねえ。

 

栗子さんも、もう二度と出て来なくていい存在だったのが、実は紫のバラで千代の理解者だったと分かり、栗子さんの株爆上がり。

テルヲも、歴代朝ドラで最強のクズ父だったのが、最後泣けたもんねえ…。

一平も、そうなって終われるか…期待。

普通だったら一平はもう退場で。
千代と一平はそれぞれで生きてりゃいいじゃん。
和解なんてキレイ事過ぎると思うけど
栗子さんとテルヲをああ描いた「おちょやん」なら、
是非一平と千代の再会と和解を見てみたいなあと思いますね。

一平の話に聞き入る千代

ラジオから聞こえる一平の話を聞き入る千代の表情も印象的でした。
杉咲花さん、乗りに乗ってるー!

しみじみと聞き入る静かな表情。
うっすらとにじみ出る涙に…こっちも涙。

長年聞き慣れた一平の声だなあ~懐かしいなあと思ったり。
一平の、喜劇とは何かの問いかけを、今も変わらないなあと感じたり、
そしてそんな一平の語りを常々聞いていたことを思い出したり…。

悲しい出来事以前の数々の思いでも蘇って…。

でもその千代ちゃんの表情は、以前よりも穏やかで。
そんな表情で受け止められるのも、千代自身が今、自分自身で自分の道を歩めているからだなあ~とか…
いろいろ考えさせられました。

杉崎花さん、ホント素晴らしい女優さん!!!

 

春子ちゃんの孤独

春子ちゃん、宿題きちんとやってないみたいで、それを言う表情は寂しそう。

千代ちゃんとの関係は良好なんでしょうけど、
やっぱり千代ちゃんの芸能生活は忙しいんだよねえ。
鶴亀新喜劇への出演オファーもどうするのか、春子ちゃんとしても気になるだろうし。

千代も一平の話に複雑な思いがカムバックしているのだろうし…。

そんな千代の心の変化を敏感に感じ取った春子ちゃんは…宿題どころではないってことかなあ。

春子ちゃんも子供ながらに大変ですねえ。
この春子の気持ちに千代が気付いてあげられるのかも、今週の課題かあ!

毎田暖乃ちゃんの見せ場もまだまだありそうで楽しみ。;

 

最終週も着地点が見えないドキドキ感

千代と春子ちゃんとのドラマもまだまだありそう。

そして千代は鶴亀新喜劇への出演を話すんだろうけど、どうやってオファーを受け入れるのかも見ものだし。
千代は一平を許すことができるのかということも気になる。

一平を許すことができたとしても、どれだけの関係になれるのかなあというのも。

どういう感じに終わるのかがまだまだ見えない。
ラスト週になっても、ここまで見えないのはなかなか貴重。

今週とうとう終わっちゃうのは寂しいけど…。
1回1回大切に、味わいながら見て行こうと思います。


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