『あぐり』あらすじ(ネタバレ)第35話
心が波立たないと小説は書けない。
あぐりは世津子の言っていた通り、自分のせいでエイスケが壁を乗り越えられないかもと思い、岡山に戻ることを世津子に伝えに来た。
あぐりは、その場で岡山の光代に電話。
しかし、光代には結論を出すのは早過ぎる、あぐり一人だけで岡山に戻ってはいけないと言われて一方的に電話を切られてしまった。
家に戻るが、これからどうすればいいのか途方に暮れるあぐり。
そこに森潤が一緒にすき焼きをやろうとやってきた。
全く小説が書けないエイスケに森潤は、煮詰まったときはグツグツ煮詰まったすき焼きを食べるに限ると森なりのエイスケへの励まし。
あぐりは、でもすき焼きの作り方は分からないと言うと材料は揃っているから大丈夫と鍋から食材を見せるが…に食は無い。
肉を買おうとするがお金が無い。
あぐりは再び質屋に行きあぐりの持ち物をお金に換えて肉を調達。
すき焼きを食べる森とエイスケ、あぐり。
森はどんどん食べてどんどんいいものを書けとエイスケを励ます。
そこに鈴音がやってきた。
森潤がすき焼きをやると呼んでいたのだ。
しかし肉はもう終わり。
あぐりは「銀行に行ってきまーす」と次々と私物を質屋に持ち込みお金にした。
思いがけず贅沢をしてしまったが、エイスケが久しぶりに楽しそうにしているのを見て、あぐりは質屋に大事な物を預けてしまったことはひとつも後悔していなかった。
翌朝、電灯料金の集金が来るが、もう手持ちにお金が無い。
電灯代を払えなかった。
エイスケが金策に行こうかというがあぐりは、それを止めて自分がお金を作ると言って世津子のところへ。
世津子のカフェは「本日貸し切り」の貼り紙が。
洋髪の講習会があると言う。
講師の美容師チェリー山岡は、アメリカ式洋髪の第一人者で大きな教室を持っている。
あぐりが挨拶すると、チェリーはあぐりに絶対に洋初が似合うと言う。
チェリー山岡に魅かれたあぐりは講習会を見せて貰うことに。
これが、あぐりのチェリー山岡との運命的な出会いだった。
天然お嬢様爆裂のあぐり
あぐり、お金の意味分かってないーーーーー!
銀行行ってきまーすっていかにもお嬢様、やりそうなことだけどおおお。
トホホですねえ~。
エイスケさんも「銀行行っておいでー」で…。
あぐり16歳、エイスケさん17歳。
2人共いいお育ち。
お金を稼ぐ意味とか分からないんだもんねえwww
取り替えましたーくらいにしか思ってないんだもんねえwww
大変…苦笑
質屋さんが、変な男とは縁を切りなさいよ~という忠告、ジワジワ来るー。
変な男が、見合いで結婚したんだよ~あぐりは爆
質屋に通い詰めるなんて常識ではNGだけど、あぐりは何とも思っちゃいないのが肝で。
こうじゃないと小説家の妻は務まりませんねえとも感心。
特にエイスケさんみたいなジャンルの小説家は。
夫婦はそれぞれと言いますが、蓼食う虫も好き好きなんてことを実感するエピソードwww
ちなみにコレで一番得したのは森潤っていうのが、笑えるwww
すき焼きシーンは、なんだかメチャクチャだけど楽しそうで。
若い頃ってこういう感じで友達と飲み会やったよねえ~と懐かしく感じました。
大正デモクラシーの時代も、若者、こんな感じで自由に楽しんでたんだよねえとも。
チェリー山岡との出会い
今日の山場にチェリー山岡さんとの出会いが描かれていました。
「運命的な出会いになるとは、この時のあぐりは思いもよりませんでした」
「思いもよりませんでした~」は朝ドラあるある。
これから美容師あぐりのお話が始まり始まりー!
美しい名取裕子さんにもうっとりだし、当時の洋髪がいろいろ見られるのねーとワクワク。
しかし、カフェ・セ・ラ・ヴィで、洋髪講習会までやるとは!
このカフェはハイカラな人々のサロンという位置付なのね。
カッコいいわー。
世津子さん、やっぱりただ者じゃないのね。
世津子さんのバックグラウンドが気になって気になって仕方が無いわ。