【あぐり】感想ネタバレ 第22話 エイスケの生存は絶望的!?健太郎パパに泣ける

『あぐり』あらすじ(ネタバレ)第22話

健太郎が東京にエイスケを捜しにいって1週間が経った。
しかし健太郎からは連絡は来ないまま。

健太郎と辻村燐太郎はそれぞれ心当たりの場所を捜すが、一向に手掛かりが見つからない。
気落ちする健太郎。
世津子は、これだけやったのだからもう十分。
岡山に帰ってエイスケのお葬式を上げてやって欲しいと涙ながらにお願いした。

健太郎は、光代に電話。
「東京に来てよく分かった。エイスケはもうダメじゃ」
翌日には、岡山に帰るから葬式を出すことを告げた。
そしてあぐりには光代から話をしておくようにと。

 

翌日、光代はあぐりにエイスケのことは諦めて葬式を出すことを話す。
「そんなの絶対嫌です!酷すぎます!」
あぐりは拒絶したが、光代は、子供を育てるのだから現実をしっかり見るようにと諭した。
「あなたはエイスケの子供をしっかり産んで育ててほしいの」
そしてあぐりの手を取り、今日からあぐりは本当の娘、一緒にエイスケの子供を育てて行きましょうとあぐりを励ました。

 

翌日、岡山に帰る健太郎を燐太郎は駅まで見送る。
列車を待つ間、燐太郎はエイスケとの最後の会話を健太郎に話した。
深川の祭りに行ったときにとび職たちの半纏姿を見たときにエイスケが言った言葉。
「日本で俺ほど半纏の似合わない男はいない。でも親父の半纏は世界一だ」

その頃、世津子のところに青森警察署から電話が。

健太郎が電車に乗り込もうとしたところで、世津子が大慌てでやってきた。

 

健太郎、世津子、燐太郎は青森警察署を訪ねた。

警察によると、近くの温泉宿に5日以上無一文で泊まっていた男2人を警察に留置していると言う。
2人は身元を明かさず訳の分からないことばかりしゃべって一向に埒が明かない。
昨日、東京で地震があったことを話したら、急に慌てて身元を明かし新宿のカフェーに連絡して欲しいと言い出したと言う。

そこに、森潤とエイスケが現れた。
2人は無事だった。

健太郎は、エイスケを見るなり「バカ野郎!」と一発。
そして強く抱きしめ号泣した。

エイスケはさっそく望月家に電話をかけた。
大急ぎで帰宅したあぐり。
遠慮するあぐりに光代は「あなたエイスケの妻なんですよ」と受話器を渡した。
「心配かけたね。僕は元気だよ」
2か月ぶりに聞いたエイスケの声は懐かしく温もりのある声だった。

 

エイスケは無事!

もう昨日の赤マフラーに受けてから、こりゃ絶対に生きてるなあと確信ていたので。
森潤とエイスケだけがいないって聞いた瞬間から、
なんかどこか温泉にでも行ってどんちゃん遊んでるんだろう~と
そんなオチであればいいなあと期待もしていたので
思い通りのオチでよかったわ。

 

昨日もね、震災だって言う割に、ドラマのトーンは、全く深刻じゃなかったので。
きっとハッピーなオチだろうと信じられたし。
こういう大変な状況描きながら、辛くなり過ぎないのもいいなあと思って見てました。

しかし、本当に森潤と遊び惚けていたwww
森潤と二人がいないと聞いたとき、もしやどこか田舎の温泉でどんちゃん?と思ってたら
本当にどんちゃんだったよぉ!爆
森本レオさんが面白いー。
森潤とエイスケ、この人たちのメチャクチャぶりいいですよねえ。

当時はテレビもラジオも無かったし、情報は新聞に頼るしか。
ひなびた温泉宿にいたら新聞も見ないか。
世の喧騒から遮断された状態で、
思索にふけっては何かしら書いては語り合って飲んで…ってやってたのね~。
ああ~楽しそう~。
文士、いいなあ。
連絡が来ないのも納得。

 

健太郎さん、里見浩太朗さんの演技に感動

健太郎さん、エイスケさんを見るなり「バカヤロー!」と殴りました。
そしておもむろに抱きしめて号泣。

健太郎さんの親心、分かるわあ。

エイスケさん、震災の時はまだ17歳だったみたいですね。
17歳の息子が、後継ぎたくない!って親子ケンカして出て行ったきり、被災して命を落とした…
なんてなったら親としては悔やんでも悔やんでお悔やみきれませんよねえ。

一週間、何の手掛かりも無く憔悴していく健太郎さんの姿はじーんと伝わるものがあります。
普段は威厳のある御大なのに。
息子が生きていないかも…となると、健太郎さんがこんなに気落ちしてるよぉ。

タバコを一吸いしてうなだれる御大に涙だよ。
でも溜息する姿は何気にカッコイイ。
里見浩太朗さん、さすが王道の二枚目俳優だわ。
今回あぐりで可愛いところ見つけて里見浩太朗さんってこんなコントやるんだあ~可愛いーって喜んでたけど、
やっぱりカッコいいのがすごく似合うわ~。

そして言葉無く、静かに哀しみ、失望する…静の演技が深くて素晴らしいわあ。

世津子さんが、もう十分にやったのではと健太郎さんを諭す、里見浩太朗さんと草笛光子さんの2人のやりとりは見もの。
静かなやりとりだけど
悲しみに溢れてて…さすがベテラン2人の演技だわ~。

里見浩太朗さんって、水戸黄門とか時代劇の人としか思ってなかったけど、やっぱりすごい役者さんなんだなあと尊敬。
そして当然草笛光子さんも。
とねさんから唸りっぱなしですが、安定の素晴らしさ!

 

健太郎さんの親心

健太郎さんは、燐太郎にエイスケの話を聞きます。
深川の祭りに行って、とび職の半纏姿を見た時のエイスケのコメント。

  • エイスケは半纏が大キライ
  • 皆と同じ格好をするのがキライ。
  • 日本で俺ほど半纏の似合わない男はいない
  • 親父の半纏姿は世界一

 

エイスケさんはフリーランス向きwww
個性重視の芸術家だよね。
大正時代の日本社会、代々続く望月家では考えられないんだろうけど。

エイスケさん自身も苦しんでるんでしょうねえ。
でもよく自分を分析できてるわ。

そしてお父さんのことはリスペクト。
ただただ、望月組の後を継ぐことを嫌がっているのではなく、
エイスケさんも、むしろそうなれたらよかったと思ってるんでしょうね。
そしてパパ健太郎が、半纏姿で皆を仕切る姿には憧れもあるんでしょう~。
だからこそ苦しいんだろうなあ。

 

そんな、エイスケさんの内なる思いを聞いた健太郎さんは…どうするんだろう。

世津子さんとつきあってたときの、カゴから出ようとしていた時の自分の心境も思い出し、自分と重ね合わせていろいろ考えるんだろうなあ。

最終的には、一度死んだものと諦めたからと、エイスケさんを東京に送り出すのかもね~。

 

あぐりとエイスケは久しぶりに会話

エイスケさんの無事が分かり、あぐりはエイスケさんと電話で話ができました。
エイスケさん、考えたら会えたの何日ぶりだよ?
寂しかったよお!

エイスケさんのあぐりへの話し方が、なんかいきなりセクシーになったなあ~。
やっぱり2人はそういう仲だったのねえ~。
ナレーションでも2か月ぶりに聞いたエイスケの声は懐かしく温もりがあったとありましたから~。
あぐりとエイスケさんはラブラブ。

いつからそうだったかは、その境目は未だに曖昧ですが。
花札の時から??

まあ、とにかく無事でよかったですが…あぐり、即赤ちゃんができたことを報告しなさいよ!

東京は震災で壊滅状態。
あぐりが妊娠…となったら、エイスケさんは岡山に帰るかなあ?

文士、エイスケさんとしたら東京見捨てて帰れないよねえ…。
とはいえ、妊婦のあぐりを震災で滅茶苦茶になった東京に送り込めないよねえ。
ましてや電車の長旅なんて絶対ムリだし。

この2人、いつ一緒に住めるようになるのかしら~?

エイスケさんのシーン、沢山見たいから、早くあぐりと合流して欲しいわー。
森潤との絡みも見たいので、さっさとあぐりを東京に送り込んでほしい…。