【あぐり】感想ネタバレ 第14話 あぐりは最愛の妻!エイスケさん最高!

『あぐり』あらすじ(ネタバレ)第14話

中村民子(笹峯愛)が駆け落ちした。

翌日、望月家の食卓でもこのことは話題に。
そのくらいのことはやると思った積極的でよろしいと言うエイスケ(野村萬斎)。
女学生が駆け落ちなんてとんでもないと言う光代(星由里子)。

エイスケは、2人が愛を貫くためには次は心中しかないと言い、あぐりは不安になる。

 

民子の駆け落ちは既に学校にも知れ渡り、女学生たちはこの噂で持ち切り。

そんなところ、民子の両親が山神先生のところに乗り込んできた。
民子の両親は、多感な年頃の生徒たちの中に結婚している生徒がいるのが悪影響。
むしろ民子は被害者だと言い、あぐりを名指しして民子がたぶらかされていると訴えた。

 

民子の両親のクレームを受けての職員会議。
津島先生は民子の駆け落ちとあぐりの結婚は関係ないと主張するが、
山神先生は、あぐりが結婚してから生徒たちの落ち着きが無くなったと言う。
また卒業生からも生徒の素行が悪くなったと言う意見や、他学年の親からも既婚者が学校にくるのはおかしいという意見が来ていた。

山神先生はあぐりに自主退学を勧めることが一番だと提案。
津島先生だけはバカげた話だ!と否定した。

あぐりが家に帰ると、またまだ実家に来ていた苳子が、あぐりのせいで姑にいびられると罵倒。
あぐりと口ゲンカになってしまう。

 

翌日、光代は学校に呼び出しを受けていた。
苳子が不憫と思う光代はあぐりを退学させるべきだと話す。
しかし健太郎は、あぐりを女学校に通わせることは結婚の条件だったと否定するが、光代は聞かず。

翌日、エイスケは光代が学校に行くことを勇造から聞く。

翌日の放課後、あぐりを退学させようと言う父兄が集まっている。
そこに現れたのは光代でなくエイスケ。

エイスケは「こういうときは夫の出番ですから」と。

エイスケは父兄の主張を聞く。
心配で、様子を伺いに来たあぐりはエイスケが来ていると知ってビックリ。

エイスケは父兄の意見を一通り聞くと、あぐりの何が悪いのか全然分からないと一蹴。
「あぐりは純粋な子ですよ。人の心を惑わすような邪悪な人間じゃない」
とキッパリ。

それでもあぐりが悪いと言うなら、エイスケの友人の新聞記者に岡女をつぶさに取材させ公表してもらい世に問いかけようと提案。
「あぐりは僕の最愛の妻です。僕はあぐりを守るのが夫としての務めです」
「したがってあぐりは学校は辞めさせない。以上」

エイスケは、そう宣言して出ていった。

その様子をガラス越しに見ていたあぐり。
自転車で帰ろうとするエイスケのところに言って自転車に乗せてと言った。

あぐりは、このときからエイスケを男性として愛するようになった。

民子の親は…モンペ!

民子がおとなし手くて引っ込み思案だあ!?
民子の両親、なんちゅう言い分!

この人たち、モンペの典型じゃん!
自分の子供の上っ面の態度を過大評価して!
こういう親ちょいちょいいて、本当にストレスー!

民子の親、あぐりと大親友だったのに、民子からあぐりのことは聞いてないの?
そしたらあぐりがそんなキャラじゃないと分かるはずなのにとイライラ。

しかも、我が子のことはすっかり棚に上げちゃって。
ってかわが子のこと全然知らないのねwww

民子はあぐりが結婚する前から付け文送りまくってたし。
なんなら最初にあぐりと仲良くなったきっかけも、男子と手をつないでたの目撃されて男子たちにいじめられてたからだよねえ?
山神先生以前からも手を焼いた先生いたでしょ?

山神先生、最初の付文の件で民子を叱ったときに、親にも連絡しないと!!!
昔はいちいち報告しなかったのかしら?
こういった素行の問題は、家庭でも見て置いて貰わないとだよねえ。

あぐりに飛び火がいったのは山神先生の管理が甘いところもあるわよ!

ところで、民子の父ちゃん、母ちゃん、そんなクレーム学校に行ってないで民子の行方を探せよ!

岡女の女学生は…バカなのお!?

山神先生の主張によると、あぐりの結婚で浮ついた空気が生徒たちに波及したとwww
えー??
そんなあ????

あぐりが結婚してから
男子学生への付け文をする者が絶えず、繁華街補導されたりするものが急増。

あぐりは結婚したからって、全然そんなこと無いけどー!
それ言うなら、民子の付文騒動の方が刺激だったんじゃね!?!?笑

岡女って地域の名門、ナンバーワンのセレブ学校なんだよねえ?
才女の学校なんでしょ?
澪つくしの銚子高女みたいにwww

それなのに、あぐりの結婚ごときで…。
そりゃ、あぐり被害だわっ!同情。

当時はあぐりみたいな年頃で結婚する女の子も決して珍しくはなかったでしょうに。
花子とアンとかでも結婚しますよねえ。
ただ当時は結婚が決まると即退学して嫁に行くのが当たり前だったってこと?

ただ…名家なら名家であるほど、あぐりみたいに嫁入りしても女学校は続けなさいってケースあったと思うよ。
はいからさんが通るの紅緒も、あれは花嫁修業ではあったけど、女学校は当たり間に通い続けてたよねえ。

それだけ、大正時代の女学生には同じ学年の子が結婚って大事件だったって事お?

 

学ぶ権利って?結婚って?

学校に既婚者がいると、落ち着かないって…。

昔の人たちって結婚をもっと神聖視していたのでは?
あぐりはお見合いで結婚していたんだしwww

なのに「不純異性交際」って…www

若いけど、それは失礼じゃないか???
見合いしてさっさと結婚させたがるくせに、結婚している人を汚らわしいみたいな扱いって。

「純潔教育」する上では結婚した人が身近にいるのは「風紀の乱れ」とww
…オワコン…。

 

ただ…確かに、私自身、ミッション系の女子校育ちでシスターたちに教育を受けましたが、いろいろいろいろ謎ルールがありました笑
風紀のついてはいろいろと、当時の普通の学校では考えられないような厳しさだったし、融通利かなかったし。
学校帰りに駅でジュースを自販機で買ったのがバレたら親まで呼び出し食らって、神様に懺悔させれれて…って世界でしたよお。
文化祭でラブソング演奏するの固く禁じられたり。
謎過ぎて草ですが…。

あのセンスが50~60年ほど遡ったら当然ぞうなるだろうとも容易に想像できる。

でもでもでも!
それにしても結婚している人にこんなこというのって失礼過ぎるよなあ!

ホントこの時代の価値観ムカつきますねえ。

 

そして教育を受ける権利に関する意識もまだまだ低いのね。
特に女性の場合。
この時代の親の殆どは、嫁に行くまでの時間潰しとしか考えていなかったのね…。

だから結婚したのに学校にいるなんてけしからんとなってしまうのか…。

新しい考えをお持ちの津島先生にとっては残念でならないでしょうねえ。

 

 

また苳子が!

苳子、また実家に来てる!
あぐりが学校から変えてくる前に、すでに情報が入っているとは!
どんだけ地獄耳かい!

情報源は、お姑さんでしたね。
苳子のお姑さんは岡女の卒業生で、同窓会の副会長だそうですが、だからってもう情報が!
苳子の姑、LINEやってる!?爆

まあいいや。

苳子さん、この件で望月家ではどんな教育をしているのか、「アナタを見ていれば分かるけど」って嫌味を言われて大変だとあぐりに怒ってましたが…
いやいやそれは、やっぱりあぐりのせいじゃなくて、お姑さんは苳子を気に入らないだけよ。
苳子をいびる口実ができただけだよ。

ってか、なんで民子の駆け落ちが問題なのに、あぐりが悪いにすっかりすり替わっちゃってるのお!?

頭悪いな、皆www

でも
「お姉さまがお姑さんにいびられるのは、私のせいじゃありませんから!」
って、戸惑うことなくバシッ!!!って言うあぐりにはスッキリーーーーー!!!

 

これは時代?強引な展開?

民子の駆け落ちが、いつのまにかあぐりのせいになっちゃって!
この状況は見ているだけでもイライライラ!って来てしまいますねえ。

これは時代を表す描写?
ただエイスケさんを活躍させるためのごり押し!?

でもまあねえ…前述した通り、女子校育ちの経験からすると昭和でもうるさいこと言われてたから、大正時代ではあるあるだったのでは?とも…。

でもでも!彼ら自体が民子の駆け落ち→既婚者あぐりの登校 と話がすり替わり!論理がおかしい!
やっぱり彼らもまだまだ教養の無い人が多いってことかも…。

 

今日のエイスケさんに!!キャアア!!

なるほど!
リアタイの1997年当時、エイスケさん人気すごかったらしいですが、コレだったのねええ!!

今日のエイスケさんのシーンは…神だと思うー!

ギュイーーーン!
何があっても守ってくれる、という正々堂々とした態度に心打たれますー。
皆の話をニコニコしながらも聞く様子にも余裕が。
器の大きさを感じるし。

で「あぐりは僕の最愛の妻」って宣言してくれるし!
こんなに言って貰えて…ウルっと来ちゃいました!
もうエイスケさんにキュンキュンだわ!
ああ、あぐり、幸せ者だわーっ!

ラストであぐりが自転車に「乗せて」って言うと、
「どうぞ」って答えてくれたエイスケさんに…もうノックアウトでしたーーーー!!

エイスケさんとあぐり、2人の気持ちの距離が縮まる様子が丁寧に描かれていて好感度大!

女学校の反応、親たちの対応、に苛立ってたけどエイスケさんがコレなら!全部OK!笑

今日はあぐりの居場所、木の上にエイスケさんが来て、あぐりは自分から進んでエイスケさんの自転車に乗り。
2人ともお互いのテリトリーに招き入れて、じわじわと心が通い合ってるー。
あぐりとエイスケはお互いが一番の理解者になるのね。

いつもラストに2人の心の通い合いが見られて、しっとりほっこり締めくくられるのが、じんわりと来ていいなあ!