【澪つくし】感想ネタバレ 第142話 梅木はやっぱりわんこ!

『澪つくし』あらすじ(ネタバレ)第142話

 

朝、坂東家では家族で食卓を囲んでいる。
しかし梅木はいない。

どうしたかを久兵衛が聞くと、かをるが頭痛がすると言う。
ツエは二日酔いに違いないと口を挟んだ。

梅木は惣吉に「かをるを取り返す」と言われていることを引きずり悩んでいる様子。
久兵衛が梅木に話をするから読んで来いと言うが、かをるは夫婦の問題は2人で解決すると断った。

 

入兆のお店では15年勤めた事務員のあさが結婚退職。
あさの仕事は新しく入社したムツが引き継ぐ。

 

広敷には、徴兵された赤川次郎が休暇を取って訪れた。

赤川は今では陸軍歩兵上等兵。
広敷の中では一番の出世だろうと自慢するが、広敷の若い衆に、小浜が中尉になり、梅木が社長代理と聞いてビックリ。
さらに、小浜が律子と結婚し、かをるが出戻って梅木と結婚したと聞いてさらに度肝を抜かれた。

神山は新聞記事を見て、この軍備強化ぶりは戦争を始める気だろうと話している。
勝てるのかと心配するかをるに、日本は負けたことが無いから大丈夫だと太鼓判を押す神山。

梅木は、戦争が始まれば醤油製造が人手不足になるだろうと懸念。
人手が不足すれば農家の小作に声を掛ければいいと神山は言うが、今の銚子は建設事業やイワシの豊漁で景気がいいから待遇を相当良くしないと無理だろうと英一郎は言った。

するとかをるは家族手当を出した方がいいのではと提案。
しかし梅木は今のところはそんな余裕は無いと取り合わない。
神山もそんなことをしたら従業員を甘やかす、独り者からも文句が出るだろうと理解が無い。

そこにかをるの叔父清次がやってきた。
「どうも昨日はごちになりました」
清次は梅木に礼を言う。

梅木は、清次と夜遊びに出ていた。

「おじさんが誘ったの?」
とかをるが清次に聞くと
「街でバッタリ会ったんだよ」
と梅木は誤魔化してその場を去ってしまった。

 

銚子の街に軍人の姿が増えてきた。
春日台に建設中の飛行場が完成間近になてきた。

ある日、入兆を軍人が訪れた。
11月末の飛行場の完成予定が間に合わなくなってきたので5名人を派遣して欲しいと言う。

梅木は、入兆でも人手が足りないと一度断ったが、強制的に押し切られて3名派遣することになった。

 

派遣された広敷の若い衆3名が建設現場で作業していると、吉武家の漁師たちもいた。
吉武家も同じく派遣されてきていた。
手打ち式で顔見知りになった広敷組と吉武一家の面々はすぐに打ち解ける。

休憩中に皆は、惣吉とかをる、梅木の噂話。
吉武家の面々は梅木とかをるは夫婦仲が悪く、梅木は毎晩飲み歩いていると話をしていた。
惣吉はだからかをるが離婚するのを待っているのだと噂した。

梅木の噂は事実であり、梅木はその夜も帰りが遅かった。
梅木は昼と夜とではガラリと人格が変わるようになった。

 

ある日、神山は梅木を呼び出して夜遊びが過ぎると忠告。
吉武一家にも、梅木の夜遊びが知られていること、吉武一家で梅木とかをるが離婚するだろうと噂されていることを広敷の若い衆が聞いてきたことを話す。

梅木はこれから気を付けますと頭を下げた。

 

工事現場で意気投合した広敷者と吉武一家は、夜に賭け事。
そこに警察が乗り込んできて逮捕されてしまう。

逮捕の連絡は入兆にも。

責任者として出頭した梅木と神山。
するとそこに、同じく吉武一家の責任者として出頭した惣吉がやってきた。

 

 

 

梅木は気の小っちゃい男!

やっぱりちっちゃい男だー!
久兵衛さん、言ってくれたー。

なんだ気付ているならかをると結婚させなければよかったじゃんかwww

かをる、ついでに潮来の写真事件とか、昨日の何の夢見た詰問とか、ぜんぶぜーんぶチクっちゃえー!

 

梅木がなんで二日酔い?って久兵衛さんに聞かれたときのるいさんのセリフ
「そりゃ気にしますよ」
「惣吉さんがいけないんですよ。「かをるを取り返す」なんて脅かすからっ!!」
ってキイイイ!ってなったのを聞いたときに
布団の中でプルプル震えてる梅木わんこを想像してしまった。

ざまあwwwと思いながらも可愛いなあとwww

英一郎は、「深刻にかんがえる人だからねー」と飽くまでも前向き表現。
優しい。
やっぱりちょっと考え無しだけどいい子ですよね英一郎。
歳を重ねたらいい経営者になれるよきっとー。

 

梅木、嫉妬する姿はストーカー気味でサイコホラーで怖いんですが、確かにちっぽけなのよね。
惣吉さんのブレないまっすぐな姿にすでにビビってるんですよね。

器の違いが歴然。
残念だけど…。

ちなみに全然関係ないけど、梅木、最近頭のギトギトが激しいのが気になる。

梅木は夜な夜な飲み歩いているようですが、ナレーションの「昼と夜とではガラリと人格が変わるようになった」にはゾッとしてしまいました。
かをる…とりあえず入兆に住んでて、久兵衛さんやるいさんや…いろいろな人の目があるところにいてよかったねえと。
そうじゃなかったらDVまっしぐらだよ。コレ。
もうすでになりかけてはいるけど…。

 

ツエさんナイス!

今日のツエさんの一言多いは、見てるこっちとしてはホッ。

梅木が二日酔いだというのも即カミングアウトしてくれて。

さらに久兵衛さんが潮来に夫婦で旅行に行けばとの提案に、「潮来はダメ!」って惣吉さんとの思い出の場所だからと言ってくれてよかったわー。
スッとした。

ツエさん、地雷踏みと笑を提供してくれていいポジションですねえ。

できればついでに梅木の潮来写真事件バラせばおかったのにwww
しつこいけどww
写真事件の事聞いたら久兵衛さんも震え上がると思うけど~。

でも夫婦の問題はなかなかこういうこと言えないのが難しいところ。
「愛しているはず」というお互いの思い込みや期待で、病理になかなか気づかない、気付いた時には取り返しのつかないことになっているという危険性がある。

 

警察で梅木は惣吉さんと再会

軍に派遣させられた広敷メンバーと吉武一家は工事現場でバッタリ。

この前の手打ち式で会ったから、皆は打ち解けます。
この人たち、手打ちにしたからって途端に仲良しなのね。
あんな暴力事件起こしたのに。
なんて単細胞な笑

しかし、
手打ち式→軍の飛行場建設→派遣→吉武家・入兆バッタリ→仲良し後だから気があう→噂

この流れが見事。
歴史的背景、銚子の文化…諸々を盛り込んできちんとストーリーに組み込んで。
そして惣吉とかをるの間は分断でありながらムリなく絡めて引き合わせるー。

さらに、気が合った広敷と吉武一家は…賭博!

仲良くなったら今度は賭博!爆爆爆

どっちにしても警察のお世話になると言うおバカぶりwwww

ここまで行くと、可愛くなってきたwww

さらに、責任者が呼び出されるという形で惣吉さんと梅木を引き合わせるとは=!
上手い!
さすがだわジェームス!

ちっぽけ梅木は、惣吉さんを目の当たりにしてまたまたビビっちゃうんだろうなあ。
噂されてる事聞いたから、八つ当たりして変な事言っちゃう?
そんなことしたら、言えば言うだけ余裕の無さ露呈だけど…。

その梅木の余裕の無さ見たい。
プルプルの梅木わんこ見たい。

そしたら惣吉さんは余裕かますだろうなあ~。