『澪つくし』あらすじ(ネタバレ)第131話
記憶喪失の男は内務省に移されていた。
陳情を受けた担当官はかをるたうぃと外事課の応接室に通した。
男が記憶を取り戻すまではかをるの事情を伏せておく約束になっていた。
緊張して待つかをる。
応接室に男が連れてこられて来た。
「惣吉さん、私です!分かりますか?4年間どこに行ってたんですか?」
かをるは、惣吉であることを確信する。
しかし惣吉は
「フーアーユー?」
記憶を失った惣吉は、日本語さえも話せない。
名前は吉武惣吉。
外川で漁師をしていたと言っても、惣吉は「吉武惣吉」も、「漁師」も理解できない。
梅木も、刑事に問われて惣吉に間違いないと答えた。
鹿島灘で遭難しフィリピンで見つかるとはと刑事も驚く。
故郷に帰れば記憶が戻るだろうと律子は言う。
手続きを経て翌日惣吉を連れて外川に帰ることになった。
刑事も付き添うことになる。
惣吉は、かをるをみて
「アナタハ…ダレデスカ…?」
と聞く。
「私は…ここにいる梅木健作の…妻です」
かをるは答えた。
その夜、かをる夫婦は律子の家に泊めて貰った。
小浜中尉は夜行演習で厚木方面へ出かけていた。
律子はビールを開けようかと梅木に勧めるが、梅木はとてもそんな気持ちになれないと言う。
律子は、惣吉のことなら気に病むことは無いと梅木を励ます。
たとえ惣吉の記憶が戻ったとしても失われた時間は戻ってこない。
惣吉もいずれは分かってくれるだろうと。
しかし梅木は、自分たちにとって死んだ人間だったが、惣吉としては一度も死んでいなかった、ずっと生きていたのだと言う。
律子がかをるを返すつもりかと聞くと、梅木は返す気は毛頭無いと答えた。
ただ、惣吉は割り切れないだろう、そのときにどういう態度で出るのかが心配。
律子は、梅木とかおるの2人がしっかりしてさえいれば大丈夫だと2人を勇気づけた。
翌日、かをると梅木は惣吉と共に銚子へ向かった。
特高刑事の久永も同行した。
かをるは惣吉が記憶を取り戻すきっかけをつかめるのではと、途中で君が浜に寄って2人で待ち合わせた灯台を見せたり、吉武家の墓に連れて行ったり…かをると惣吉の思い出の地を訪れるが、惣吉はまるで思い出せない。
かをるは惣吉とともに櫓船に乗る。
かをるは、惣吉に漁師だったことを伝え、焦げない筈はないと伝える。
「さあ漕いで!」
惣吉は漕ぎ出しはぎこちなかったが、すぐに勘を取り戻し、上手に漕ぎ出した。
「分かりますか?あなたは船を漕いでいるのよ。外川の海でたくさん鰯を取ったでしょう?」
かをるは惣吉に思い出させようと言葉を掛ける。
かをるは、大漁旗が見えると伝えた。
「利根川丸が帰ってくるわ」
すると惣吉の表情が次第にハッキリしたもの変わってきた。
「かをる…」
「わかったど…ここは、外川の海だ」
「そうだ…吉武惣吉だ!」
惣吉はとうとう記憶を取り戻すことができた。
「かをる…お前だったのか…」
かをるは4年間どこにいたのかを改めて聞いた。
惣吉はフィリピンにいたと言う。
遭難して気付いたらアメリカの巡洋艦の中にいてそこからフィリピンに行ったのだ。
記憶を取り戻した惣吉は、4年間かをるを置き去りにしていたことを謝る。
「お前…苦労しただろう?」
惣吉は、愛おしそうにかをるの頬を撫でた。
「待って…」
かをるは自分が再婚したことを惣吉に告げた。
記憶喪失の惣吉、片言の日本語に爆爆爆
記憶喪失の惣吉さん。
フィリピンで過ごしてた、フィリピン人だと思われたそうですが…。
そこまで日本語忘れるか!?笑
百歩譲って酷い記憶喪失だと母国語も忘れちゃうとしても、英語は喋れないよねえ~?
フィリピン人だと思い込まれるほどは喋れないハズだよwww
タガログ語も喋れないとだよ。
それに、記憶の戻った惣吉さんがアメリカの巡洋艦に乗ってたって言ってたよねえ。
遭難してアメリカ人に救われたんだ。
救助された場所はやっぱり鹿島灘付近だったんだろうから…誰がどう考えてもフィリピン人じゃないじゃんー!爆
英語しか喋れないという惣吉さん。
昨日は「プリーズ!私、誰ですか?プリーズ!」に受けましたが、今日も!!
最初かをるたちに会って、「フーアーユー?」て言ってるのに、
その後「アナタハ…ダレデスカ…??」
って…!!!
…バイリンガル!?!?
やっぱり、日本語知ってるじゃんーーっ!爆
何知らないフリしてるんだよぉ!?
そんなんだから、スパイって言われたんじゃないの!?www
惣吉さんとの再会のシーンは、感動するべきなんだけど、惣吉さんが何か言うたび可笑しくて可笑しくて…プププッとなってしまうwww
いやいや感動のシーンなのよぉ!
最愛の夫と再会したんだから!
でも、既に梅木と再婚していて複雑な状態。
惣吉さんが生きていたことは嬉しいけど、哀しい。
辛い。
そんな何とも苦しい状況に置かれたかをるの反応に注目しないと!
梅木の表情注目しないと!
大切なシーンなんだよお!
役者さんたちの演じどころよ!
これまでの中で最も重くシリアスなシーンなんだから、その覚悟でいないとなのに…
なのに、
フーアーユー?
アナタハ…ダレデスカ…?
www
「吉武惣吉」と名前聞いて
ヨシ…タケ??
おお、たどたどしいけど、クリアな日本語の発音!
日本語分からない割に一発で聞き取ってたしな!
最後の
ツマ…?にも爆
刺身のツマか…www
かおるも梅木も律子も…よく笑わずに頑張った!
沢口さん、よく笑わずに演じられたわー!
しかもあんな涙ウルウルで…。
沢口さん、すっかり棒脱却!
惣吉さん、外川の海で船を漕いで段々と記憶が蘇りましたが…。
何かをきっかけに思い出すってのはあるみたいだけど…あんなに急に、しかも簡単に蘇るかなあ?
4年も全くだったんだよ???笑
ここで思い出すなら、フィリピンにいるときにも海辺に住んでたんだろうから、似たようなシチュエーションにちょいちょいフラッシュバックが起こって、ところどころ記憶が蘇ってきたりしてると思うwww
それは令和の今で、1985年よりも記憶喪失への知識があるから?笑
フィリピンにいた惣吉の謎
惣吉さん、フィリピンにいました。
昨日もその設定にビックリでしたがwww
遭難したときアメリカの巡洋艦に救助されてフィリピンに辿り着いたらしいwww
苦し紛れな設定www
アメリカの巡洋艦に助けられたら、何らかの形で日本に連絡が行くよ、やっぱり。
フィリピンで放っておかれるはずはないと思う。
もうこの時期、日本とアメリカの関係は緊迫していたとはいえ…。
だからこそ放置はあり得ないよねえ???
何かしらの形で日本に連絡が行ったり調査されたりするはず。
ちょっと設定雑かなwww
惣吉さんの再登場は後付けらしい
ななはっちがツイッター始めた当初からの相互さん、澪つくしをリアタイで見ていたそうですが、惣吉さんの再登場は、惣吉さんロスの視聴者の強い要望により再登場となったらしいです!
だから、雑だったんだと当時納得したとかwww
それ聞いてなるほどーーー!と納得しました。
あれだけ銚子の史実や醤油の話をうまく盛り込んできたジェームスなのに。
突如のフィリピン!!
フーアーユー?
アナタハ、ダレデスカ?
だからwww
フィリピンって素っ頓狂な設定も、NHKの無茶ぶりにやけっぱちになった結果かも。
あと、ちょいちょい、当時はやったコントをモチーフにしてる?みたいなシチュエーションありますよね。
小浜が律子にお茶碗投げ飛ばすみたいなアレも、もしかして「私ってダメな女ね…」って律子が言い出す?みたいなシチュエーションだし。
るいさんが久兵衛さんに布団敷けって言われて断って崩れるのもシリアスなようで実はコントっぽいところがありました。
それと同じで、「フーアーユー?」「アナタハ…ダレデスカ?」って大真面目な設定でジェームス、ふざけてるのかも???
惣吉さんの片言の日本語英語に爆笑しつつ、昭和ってコレ真面目に見てた?と不安になりましたが、相互さん当時大笑いしてたそうで。よかったと安心したわ。
かをるは惣吉の記憶を蘇らせようと外川ツアー
かをるは惣吉の記憶を蘇らせようと外川へ帰る道中、外川の思い出の地を回ります。
君が浜の灯台は、初デートをしようとした場所。
千代さんが倒れて、惣吉さんと上手く会えなかったけど。
それと吉武家の墓。
最後は「妹なんか…いや!」からの初チューの場所。
かをる、梅木の前で2人の思いで大公開!
かをる、初チューの場所を説明していましたねwww
さすがジェームス!
かをるは口づけしましたと説明。
口づけの言葉が分からなかった惣吉に、英語でキスとも。
「キスゥ…?」
てきょとんとしている惣吉さんの聞き方が…おもろかった。
恥ずかしがってるかをるも。
こういうセクハラネタでかをるを困らせるの、ジェームス好きだよねwww
しかし、かをる恥ずかしがってるけど大胆。
惣吉さんに「私を思い出してえええ!!」モードwww
かをる自身も思い出ツアーをして気持ちが蘇ってしまうんでないの…???
複雑な表情で見守る梅木
梅木、立場的にきついよねえ…。
今や、梅木にも同情。
律子さんに、かをるを返す?って言われて「毛頭ない」と断言してました。
そうだよね、梅木にとってはせっかく掴んだ幸せだもの。
船に乗っているかをると惣吉を見守る梅木には同情します。
でも、しつこいかもしれないけど、ハマーの件がなかったら…とまた蘇る。
ハマーのことがなかったら、梅木が純粋にかをるに一途な誠実な人だったら、梅木にも惣吉にも同情しちゃって見てるこっちは苦しくなるだろうなあと。
ハマーの件がもったいないなあ。
本当は、惣吉さんが死んでしまってという元の筋書きは、再婚した梅木に過去があることでドロドロ悩む設定だったのかしら?
ちょっと…ところどころもったいないわね。
かをると惣吉の思いに注目
かをるが再婚した今は、かをると梅木の生活の方が惣吉より優先。
世の中の常識的、入兆の面々としてはそれがスタンダード。
律子も、惣吉よりも梅木の方に味方になってました。
律子さん、大人として冷静に見ているのかもしれないけど、律子さんにしたら意外。
かをるもそっち寄りで書かれているけれど…そこはやっぱりしっくりいかないなあ。
子供がいるとはいえ…。
もちろん、かをるも口ではそう言うし、頭ではそう思ってると思うけど。
でも、惣吉さんを目の当たりにしたらもっと崩れるのでは?
かをる自身がもっとすごーーーく動揺するのではと思う。
動揺する自分にすごく動揺して、隠そうとして…って葛藤すると思うんだけど…そこがかをるの演じどころだと思うけど…そこは描かれていないわね。
そこはジェームスの男目線の脚本だからか?後付けだからか??
惣吉さんのフーアーユー?は面白かったけど、記憶が戻った後の2人は悲劇。
設定は雑だけど、そこはもうそれとして見ることにして…。
2人の思いが辛い…涙
再会できた恋女房の頬を愛おしそうに撫でる惣吉さん。
惣吉さん、4年間もかをるを置き去りにしていたと分かると涙ながらに謝ります。
やっぱり優しい旦那様だよ、惣吉さん…。
かをるも惣吉さんが生きていてくれてどんなに嬉しい事か…!
謝る惣吉さんを見て「ああコレだよ、私の惣吉さん」って思っただろうなあ…。
でも、かをるは「待って…」と惣吉さんを制止。
そしてかをるは再婚したことを告げます。
このシーン、辛いよぉ!
このときのかをるの表情がせつなくてせつなくて…。
そして「再婚」の言葉を聞いた惣吉さんの表情も。
惣吉さんが、あんな哀しい顔をするなんて…。
ああ辛いー。
ただ…「離婚?」って聞き返した惣吉さんは、また日本語分からない惣吉さんにもどったのか!?と。
「リコン…?ソレハ、ナンデスカ…?」
ってまた始まるかと思った。
かをると惣吉と梅木と…なんと苦しい三角関係でしょうか!!!涙
最終回まであと1カ月ちょっと?
それまでに戦争も描くでしょ?
かをると惣吉、梅木の関係はどうなるんでしょうか?