『澪つくし』あらすじ(ネタバレ)第112話
昭和7年5月末、律子は入兆に戻ってきた。
律子は、神山に、小浜のことを久兵衛に話していないかと確認してから家に入った。
かをるは梅木と共に工場を見回り改善点をチェック。
すると梅木はかをるにお詫びをしたいことがあると切り出した。
それは千代の葬儀の際、かをると惣吉を門前払いしたことについて。
かをるは勘当されていた立場の自分たちこそ悪かったと反省の言葉を伝える。
だが、梅木は、なぜあのとき自分が門前払いをしたのかと話し続けた。
梅木はかをると惣吉が揃った姿に冷静でいられなかったのだと絞るように言った。
梅木の言葉の意図がつかめないかをる。
そこにハマが律子の帰りを知らせにやってきた。
2人になったハマと梅木。
ハマは梅木にかおると何を話していたのかを詮索。
ハマはかをるが本当に好きなのか、出世の糸口にしようとしているのかと梅木に問いただす。そしてかをるが入兆に戻ってきてから梅木は人が変わった、急に冷たくなったと責めた。
梅木は、従業員同士の恋愛は禁止されているから、お互い過ちを犯してしまったのだと頭を下げ、さらに金貸業の真鍋との結婚をハマに勧めた。
梅木の言葉に傷ついたハマは、自分を厄介払いするのかと責め、梅木と自分とのことを久兵衛にバラすと言い出て行った。
陰からその様子をみていた小畑は、ハマが去った後出てきて梅木を呼び出した。
小畑は年を取って番頭としての仕事がおぼつかなくなったと久兵衛に辞職の意志を伝えた。
ただ辞めるにあたり一つお願いがあると言う。
小畑は自分の後の番頭は是非梅木にしてほしいと言った。
久兵衛はもちろんいずれはそのつもりだと話すが、そうではなく今すぐにと。
その理由は、梅木が入兆を辞めたいと考えていることを話した。
梅木が正気を失っているのは律子の縁談がきっかけだったと。
さらに、梅木が以前からかをるに恋心を抱いていたことにも話した。
小畑は梅木にやる気を出させるためにも是非梅木を番頭にしてほしいと話す。
久兵衛は、かをると梅木を結婚させることを考え始めた。
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梅木は後家になったかをるにメラメラ~!
梅木、意外と大胆だったー!
かをるとは身分も違うし、かをるにアプローチするなんて立場上絶対にできないと思ったら、2人きりになったスキを狙って…!
なるほど、千代の葬儀の時の話にさかのぼってかをるを攻めてきたー笑
まあ、かをるを一途に思い続ける梅木としては、あそこまでのことをかをるにしてしまったこと、そのままの状態で今同じ入兆で仕事をしていることが、引っかかって仕方のないことではあるんだろうけど…
とはいえ、それを切り出しての本音トーク!
かをるは聞いちゃいないのに、自ら深堀り…!!
梅木、これかなりの確信犯よね~。
思いつめ梅木としてはなに振りかまわず言わなきゃってことだったんだろうけど、
ハマーのことを考えると、こんな言い方普通はできないよ…。
ハマーのこと白黒つけてない状態で言うなんて。
ちょっと幻滅。
ただ、思い詰めるタイプの梅木だとそうしちゃうんだろうなあ…とも納得だけど。
梅木、今で言うストーカー気質がちょっと入ってるもんね…と理解できるから。
しかしかをるは梅木にちょっと言われても全然ピンと来てないみたい。
とりあえず今はホッ。
梅木の気持ちを知って、ハマーのこと知ったら、かをるはショック受けちゃうよ。
ハマーとは仲良くしたいもんねえ…涙
ハマーと梅木の修羅場
かをるがその場を去ってからはハマーと梅木の修羅場!
根岸季衣VS柴田恭兵の絡み、見もの!
ハマー当初はクールなデキル女として映っていたのに、梅木との恋を知ってからは艶っぽく表情豊かになった。
この変化すごい~。
しかし本日のハマーは登場するなり嫉妬深くなってたよお…涙
ずっと寂しい人だったんなもんね。
そんなハマーが見つけた幸せなんだもん。
それが目の前で壊れるかもしれないんだから、動揺するのは仕方ない。
梅木に抱き着いたハマー、すごく色っぽかった~。
根岸季衣さん、たくさんの仮面を持ってるんだなあ…。
そしてハマーは梅木に「こんな気持ち初めて」って言ってたし。
ハマー見合い結婚だったって言ってたから恋愛は梅木とが初めてなのね。
でもそんなに言い切っちゃうと、紀之くんのあ立場は…!?!?!?爆
そんな熱烈なハマーに対して梅木は冷たいー!
あんなによそよそしい態度をして!
従業員同士の結婚はNGの件を名目にハマーを断った。
これも卑怯よ~。
しかも、ハマーとのことは梅木は「過ち」と!!!
酷すぎる!!
どうせ梅木がハマーに言い寄ったのは寂しいだけだったんだろうけど…。
それをきちんと認めて謝ればまだいいものを!
「過ち」だって!怒
さらには、ハマーに金貸しの真鍋を押し付けようと!
梅木、ちょっと共感できない…。
ハッキリと悪役でかをるを利用するつもりならまだいいけど…。
かをるには一途だけど、それ以外はどうでもいいって態度でないがしろ。
柴田恭兵好きだけど、残念ながら梅木はダメー!
かをると一緒になったとしても、結局梅木は自分のことしか考えてないからかをるは幸せになれないんでないの…???汗
小畑さん、梅木はかをるにメラメラ
今日は実力派根岸季衣VS柴田恭兵の絡みに加え、ベテラン勢高品格VS津川雅彦のシーンも。
小畑さん、沢山みられて嬉しいー。
小畑さん、朝ドラ名物盗み聞きもしてたしwww
久兵衛さんと小畑さん、長年の中なんですね~。
小畑さんは先代から務めて、久兵衛さんは入兆当主として小畑さんに育てて貰った部分もあった。
商売の勉強も、釣りも、女遊びも教えて貰ったとwww
小畑さん、女遊びしてた!
高品格さんと津川雅彦さんの会話、ただ話してるだけなのに味わい深くて~!
こんな自然で深い演技できる俳優さん、今はなかなかいないんだろうなあ。
あと私は小畑さんの言葉が好き。
いかにも銚子の方言だなあって言い方はもちろん、この時代の年輩の人のいかにもな話し方、言葉遣い。
ジェームスのシナリオも非常に緻密だけど、それを自分の物にして当時の人として言えてる高品格さんすごいといつも思う。
そしてちょっと天然な感じの言い方も可愛くて好き。
今日は「ロートル」って言ってて…聞いたことあるー!って幼い頃お年寄りが会話でよく言ってた気がして…なんかすごく懐かしいなと。
意味は知らなかったのですが。
で、調べたらロートルとは老人のこととか。
確かに、小畑さんが言って感じに言ってた~と自分の意識の奥底から記憶を引き出されるような不思議な感覚を覚えるのですー。
言葉って時代で移り変わっていくけど、世代で世代で、その言葉をしゃべる人がいなくなって消えていくものなんだなあ…とつくづく。
澪つくしって昭和初期の言葉をよく再現しているって意味でも優れた資料なんじゃないかと思うわ~。
その小畑さん、自分の後は梅木を番頭にと久兵衛さんに進言。
さらには梅木の不安定ぶりは、律子さんの縁談無しにされたことに始まり、かをるへの恋心があることもリーク!
梅木は「後家さんになられて、またメラメラと~!」
メラメラーーー!
小畑さんのメラメラの言い方も絶妙よ。
しかし、小畑さんは梅木とハマーとの仲も知ってるのに…!
かをるにメラメラ話をしたのは、かをると再婚させては?という提案よね。
梅木は番頭としては適任。
そのつもりで育成していたわけだし…。
入兆の繁栄のためには、ハマーは平気で切り捨て!?
男社会、ひどいよ…。
かをるは梅木と…?
かをるは、タイミングよく、惣吉さんとの思い出は哀しい物じゃなくなってきたってナレーション言ってましたねえ。
惣吉さんの遭難から約1年だし。
そしてかをるは醤油が可愛いと言って、入兆の経営に興味を示している。
梅木もこれからの入兆に欠かせない存在だし。
久兵衛さん、条件はそろってるって思うよね~。
確かにかをるの気持ちさえ整理が付けば、条件は完璧。
しかし、梅木はちょっと卑怯よ…。
この梅木の小物ぶりはどう始末をつけるよ???
ハマーはリークするのかしら…?
ハマーのことを知ったらかをるも久兵衛も梅木との結婚は考えないよねえ…。
今後どうなるんだろ??
なるほど、ここにきて梅木とかをるの恋の行方にとね。
柴田恭兵をキャスティングしていたのはこのためか!
…でも、梅木にはちょっとモヤモヤ。
応援できないわー!
ハマー×梅木×かをる
こんな関係をわざわざ持ってきて!
こっちを翻弄する気ね!ジェームス!