【おちょやん】感想ネタバレ 第43話 15分間は面白いけど、そろそろ舞台も見たい

『おちょやん』あらすじ(ネタバレ)第43話

 

天晴は戻ってきてくれた。
千代は千之助の説得に足しげく通っているが全くダメ。

大山社長は一平に舞台が成功しなかったら道頓堀で二度と芝居をさせないと言い渡している。
その話を聞いたハナは岡安にとっても一座の成功は悲願だと一平に頭を下げた。

 

天晴の次は徳利を呼び戻そうと千代と天晴は奮闘。
しかし徳利は須賀廼屋万太郎一座に入ると言う。
徳利はどうせやるならてっぺんを取りたい、万太郎一座はてっぺんだからと。

岡安ではお茶子の富士子がシズに暇乞いをしている。
富士子は組見のキャンセルが相次ぐ岡安の台所事情を察してのことだった。

 

万太郎一座では先輩の役者たちが新人の徳利にパワハラ。
ムリに酒を飲まされた徳利はキレて暴れた。
徳利を待ち伏せていた千代と天晴は徳利を連れて居酒屋へ。
居酒屋では千代は徳利の大好物ばかりを注文。
徳利なのにビール好きと千代は徳利なのにビールを注いだ。

自分の好物ばかりと驚く徳利。
千代はお茶子時代に徳利の好物は百も承知だと言った。
そして、本当は不安なのではと千代は徳利を諭す。
初めて仕事で初めてのヒトとやるときは不安がつきもの。
自分も今回のことは不安だったが徳利たちがいてくれてとても嬉しかった。
さらに千代は4年前に偶然踏んだ初舞台のことを話し、その頃からいつか徳利さんたちときちんと芝居をしたいと願っていたことを話し、一緒にお芝居をしようと説得。

徳利号泣。
徳利陥落。

 

雨降って地固まる。
あとは千之助が戻ってくれば安泰。

ところが一平が漆原に劇団を辞めてほしいと言い出した。
雨降って地固まらない。
それどころか嵐。

杉咲花ちゃん芸達者。でも千代、ちとうるさいww

昨日に引き続き杉咲花ちゃんのパントマイムが可愛い。
猫、タコ入道、ニワトリに続き、今日はスルメもあった~。

なんか見てるだけで笑える。
可愛いし。

もう体当たりの演技よね、杉咲花ちゃん。
ただ今日は千代ちゃんの大声がさすがにうるさく感じたわwww
でも全体は好き。

千代が全てお手柄じゃなくて、千代のあずかり知らぬところで天晴さんが帰ってくるというのもいいなあと。

 

徳利は無事陥落

千代は徳利さんを無事に陥落させました~。
大好物攻撃で。
お茶子だったキャリアが功を奏しましたねえ~www

千代は、幼い頃から孤独な思いをしてきた自分を徳利さんの心境を重ねて説得。
なるほど千代の積み重ねてきた人生の厚みを感じる。
説得力ある。

しかし…ちょっと突っ込ませていただくと、
一平、ただ話に行くんじゃなくて、まず台本を渡せばいいのでは?
天晴さんが心打たれたなら、徳利もすぐ戻ってきてくれたかも?
さらには千之助も。
多分、大山社長が一平に一座を任せたのも、今回の一平の脚本読んでGOしたんだよねえ?大山社長が脚本修行させてたんだからwww

一平描写が足りなくて少し残念な思いがしますが、これは回数コンパクトにしているせいですかねえ?

 

漆原がリストラ?

これで千之助以外のメンバーはそろった。
あとはラスボス千之助を説得…と普通行きたいところを、なんと一平が漆原に劇団を辞めてほしいと!
あらたな火種投入。

これはどういう事情なんでしょうね?
なかなかお約束通りに行かないのも面白い。

ただ、漆原の件が片付いた後も、他の新派のトップ女優とかどうするんだろ?
劇団員が揃うのに今週いっぱい使っちゃう?
それは無いだろうけど…。

 

そろそろお芝居が見たい…

ドラマ的には面白いは面白いんだけど、今日ちょっと物足りないと感じたのは、そろそろ本格的な芝居の稽古のシーンを見たいなあ。

万太郎一座も興味あるし。
天海一座のメンバーの芝居も見たい。
一平が何考えてるのかも、一平の芝居作りも見たい…。

15分間そのものは面白いんだけど、これまでの映画に対して舞台のちがいとか舞台の演技のうんちくを見たいとも思う。
それもこれも、贅沢だなとは思いますがwww