【澪つくし】感想ネタバレ 第108話 かをる、強く生きることを誓う

『澪つくし』あらすじ(ネタバレ)第108話

由岐とみずえがかをるを励ましに来ていた。

由岐はかをるは大団円だと思っていた、かをるが一番幸せだと思っていたと嘆くが、かをるは、惣吉との三年間で自分の一生は十分過ぎるくらい幸せだと答えた。

かをるの言葉を聞いてみずえは時分もそんな人と巡り合いたいと言う。
みずえは片思い中。
しかし転勤でこの片思いもご破算で終わるだろうと言った。

みずえの4月から高神小学校に異動。
銚子に帰ってくる。
かをるも入兆に戻ってきた。
三人組の復活。

由岐は娘がもう4歳になる。
かをるはその話を聞くと少し顔色が沈んだ。

入兆に吉武家の代理として源八と蛸島が来た。
惣吉の後、吉武家はとねが再び一ケ統をまとめることにしたと報告。
そして惣吉の形見分けとして惣吉の万祝と写真を持ってきた。

万祝は漁師の晴れ着。
惣吉と初めて出会った日も惣吉はこの万祝を着ていた。

写真は潮来旅行のときのもの。
2人で童心に返ったようにのびのびと過ごした潮来の思い出は珠玉のように輝いていた。

惣吉と出会って2年、妻となって3年。
様々な思い出を抱きしめるようにしてかをるはむせび泣いた。

 

一方久兵衛は銚子素人将棋大会に参加。
久兵衛が勝ち進み、次の対戦相手に現れたのは包帯で顔をぐるぐる巻きにした男。
久兵衛は弥太郎とすぐに見抜いた。

弥太郎は久兵衛に将棋に勝ったらまた入兆で働かせて欲しいとお願い。
こんなに不利な状況でよくそんなことが言えると得意気は久兵衛だったが、結局弥太郎が優勝、約束通り入兆に戻ることになった。

4月になるとかをるは外川へ。
とねに挨拶して惣吉の墓参りをした。
かをるは惣吉の墓前で、もう悲しまないことにすると言い、惣吉の妻だったことを誇りに強く生きて行くことを誓う。

そこに善吉が来た。
善吉はそこまでかをるに愛された惣吉は幸せ者だと言った。

 

かをる、由岐、みずえ、三人組の復活

由岐ちゃんとみずえちゃんが久しぶりに出演!

久しぶりの3人揃った画、嬉しいー!
女学校のあのキラキラとした楽しい日々が懐かしいわー。
三人の棒対決も懐かしい~。
しかし、かをるたんは随分と上達したから、今後の3人のシーンはそれぞれ演技でどう成長を見せてくれるかも楽しみです~。

それはいいとして…由岐ちゃんのおでこのテカテカ!!
今日は三人の芝居がどうかよりも、由岐のおでこが気になり過ぎて!
セリフさえ入ってこない…爆

みずえちゃんは高神小学校に転勤だそうですが、高神村の小学校ってことよね?
名取村長とまた絡む?
高神村騒擾事件の後処理が描かれるのかもしれません。
またはみずえちゃんの縁談にぎんさんが張り切るとかwww

 

弥太郎は入兆に戻る…なんでそこまでさんまを?

今日は半分は弥太郎が入兆に戻るいきさつが描かれてました。

ハッキリ言って、弥太郎いらないー!
なんでこんなのに何分も使うのー不満。

さんまさん、澪つくしのウィキペディアで撮影現場に不満でフェードアウトしていったと見たのですが、その割にいつまでも出てる!

フェードアウトと知って、弥太郎が消える日を心待ちにしているんだけど。
かをるが入兆に戻ってよかったさんま終わり!と思ってたのに。
なんだわざわざまた!

さんま、当時すんごい人気だったからNHKとしてはどうしてもさんまを使い続けたかったのかなあ。
そうだとしたら、もうちょい品のいい役どころにしてあげればいいのに怒

弥太郎、セクハラだし乱暴だしバカだし…不愉快要素しか無い。
当時の男性の女性への偏見をまんま見ているようで不愉快なんだよねー。
男性がこういうの面白いと思うことも不愉快だけど、これを女性も同じように面白いと信じて疑わない男性の傲慢さがもっと不愉快。
当時はこういうの、当たり前にあったなあと。
そして当時のドラマの現場ってすごい男社会だったんだろうなあと思い知らされる。

また、当時はさんまを始め、ひょうきん族に出ている芸人さんたちは大人気で、「俺たちひょうきん族」は新しいジャンルの笑いとしてブームでしたが、同時に保守的な人には敵対視されている面もありましたよね。
だからこの弥太郎のキャラは新しいジャンルをディスる面もあったのだろうか?とも詮索してしまう。
さんまさん自身、かをるのお尻を触ったりするの嫌がってたのに無理やりさせられたみたいだし。

さんまさん、澪つくし以降、つい最近までNHKの出演は頑なに拒否だったそうですが、その辺のところでいろいろ思うところがあったのかなあと…。

まあ、いずれにしても見ているこっちも全然面白いと思ってないんだよぉ!
それより話を進めてほしかったよ今日は!

 

 

惣吉の形見に涙…沢口靖子、女優開眼!

惣吉さんの形見の万祝を受け取り涙するかをる。
沢口靖子さん、凄いよー。

ただひたすらに惣吉さんを思って、万祝い見ただけで涙がハラハラと流れ出る感じ…こっちも見ているだけで涙が…。
この静かな演技が…胸を打たれる!

沢口靖子さん、ここ何日かでさらに演技がどんどんレベルアップしてるー!
涙のバリエーションも豊かになってるし。
感情を自分の内面にため込んで発酵させて…という作業が見事にできるようになっているなあ。

最愛の人、惣吉さんがそんなことになっちゃったという壮絶なシチュエーションを演じることにより「女優 沢口靖子」が開眼したと見た。

 

かをる、惣吉の墓前にもう悲しまないと誓う

かをる、初めて惣吉さんのお墓参りに来ました。
惣吉さんの墓前でもう悲しまない、強く生きて行くと誓う。

そこに善吉が来て惣吉はかをるの中にいますよと言い、そうまで愛されている惣吉が羨ましいと言いました。

善吉、かをると再婚話が出ていたの、知ってた=?
善吉はとねから聞いてたんだろうか?
とねさんが、吉武家はかをると善吉との再婚に全員一致で賛成と言ってたのは口から出まかせだったのか…と複雑な思いで見ちゃいました。

かをるは、どうにか気持ちを持ち直して、強く生きて行くことを決意。
これって…惣吉さんのことをある意味無かったことにして新たに生きて行くって事よね…?
律子さんも、白紙に戻ってやり直しってリセット宣言してたし…。

 

惣吉さん、行方不明のままで幕引きって…。
コレ、惣吉さん絶対帰ってくるよねえ!?
かをるが前に進むことを決めたってことは、
惣吉さん、いまさら戻ってきてどーしてくれるんだ!ってタイミングでひょっこりはん!ってことか…。
さすが、ジェームス残酷だわ。

その上、時代は戦争前夜。
第二次世界大戦も絡んで…。

何もかも、ぶっ壊しの、めちゃくちゃの大混乱!?

惣吉さんがどのタイミングで帰ってくるのかも、全然分からん!
どっちにしても、何がどう動いても不幸要素でしかないということは確か…。