【朝ドラ『おちょやん』】感想・レビュー 第3話 ビー玉のおかげで流星丸が売れた

『おちょやん』あらすじ(ネタバレ)第3話

栗子を追ってまた家を出たきりのテルヲ。
10日経っても帰って来ない。
さすがに小林家のお父さんも千代に同情。
今度戻ってきたらテルヲと栗子に俺からも文句を言ってやる!と。

翌日テルヲと栗子が帰ってきた。
小林家のお父さんは、栗子があまりにキレイで全然文句を言えない。

テルヲは美味い物を食わせると言って栗子を連れ戻した。
とはいってもお金がない。
観賞用の鶏、流星丸を売ることに。

 

千代とテルヲは、ガラス会社の佐川満男社長の屋敷で行われる観賞用の鶏の品評会に向かった。
所詮素人のテルヲが育てた流星丸は何の評価も受けず。
それでもテルヲは食い下がり鳴き声はいいとアピールするが、流星丸はこういうときに限って鳴かない。

スルーしようとする佐川に、千代が流星丸の声はホンマにすごい!と主張。

そして千代は母の形見のビー玉を出し、
「おっちゃんの目は曇りガラスや。おっちゃんの会社でこんなもの作ったらいい」と。

 

すると、佐川はビー玉に反応。
「お前、サエの子か?」

千代の母サエは幼い頃佐川家に奉公していた。
亡くなる直前にそのビー玉を買いに来たのだ。
サエは娘にやると言っていたと。

サエの宴のおかげで流星丸は買い取って貰うことができた。

帰りに団子を食べさせてもらう千代。
残りはヨシヲにあげよう。

その頃、山では雷が鳴り出し雨が。
千代を探して山道を歩いていたヨシヲが崖から落ちて動かなくなっていた。

 

栗子が帰ってきた!

風呂が無い家に!
あの栗子が帰ってきたー。
ウソだろ!?爆

千代の味方になって一緒になって怒ってくれてた小林家のお父さんが、栗子を見たらいきなりぽおおおってなっちゃって怒ってくれない。

こういうの、関西ギャグ?
ついつい見ていて酷いーってやきもきしてしまう。
こういうのについ真剣に反応しちゃう私がいけないんだろうな。

栗子、お腹触ってた。
妊娠してるんだろうなあ。
当然、テルヲの子ではない。

あ…乗っ取り?
だから千代を追い出す?

あーやっぱり栗子キライ!

ヨシヲにジロジロ見るな!いやらしい!みたいに言ってたよねえ~。
コレもダメだったなあ~。

 

流星丸は売れた

観賞用の鶏、流星丸。
素人が作ってるから全然レベル低だった。

もう帰れって言うのに帰らず。
そこで千代がしゃしゃり出てきてー!

お転婆キャラの鉄板ですねえ。
でも、全然ショボい鶏なんだからしょうがないじゃんーとも思っちゃう。
根拠がなくてもしゃしゃり出るヒロインのパワーを関西は見たいのかな?

まあ、ここがヒロインの見せどころだろう!と覚悟。
千代が何か機転を利かして佐川さんに気に入られる?何やる?と見ていたら、母サエさんのコネだった!

母サエの形見のビー玉は、佐川さんの会社で作られていた。
おっちゃんの会社でもこういうの作ったらいいと啖呵を切ったら、おっちゃんの会社のだったよ爆

で、母サエは亡くなる直前にこのビー玉を買いに来たと。
亡くなったの知ってるなら千代のことも知ってるのでは?
まあこれは何か後でつながるかもしれませんが。

案外と早くビー玉話が回収されたなあ…。

 

売れた後の団子でご褒美

こういったシーンはホッとしますね。
トータス松本がお茶目だから、おかげで滅茶苦茶ダメ父設定がまだ見られる。

でもこの平和なシーンも束の間のことで、家に帰れば栗子が…千代には地獄!
と幼児虐待されている子供の気持ちになってモヤモヤハラハラしてしまう。

栗子がキレイで男がメロメロになるとかのオチ。
なんだろう~上手くまとめられないけど、関西の新喜劇系のオチの付け方なんだろうなあと。

私はどうも子供のころから関西の新喜劇の笑いがよく理解できなくて。
だから通じないんだと思う。

これが面白い人を批判するつもりはないですが。
恐らく生まれ育った文化の違いと思う。

だから、自分は笑えなくてもけしからん!とは思わないしダメ作品だと思わない。

自分としてはあまり楽しめないんだけど、あの関西の新喜劇調で攻めてるんだなあという感じはすごく理解できるから。
だからある様式美はきちんと成立しているのではないかなあと。

松竹新喜劇のドラマなんだから、あの舞台のテイストをテレビ画面でやるという意気込みなんだろうなあと。

 

ヨシヲはどうなる?

ヨシヲ、崖から落ちていた!

ああもう、こういう子供が悲しい目にあうの…キツイ。
どうオチが来るのか、関西テイストでどうまとめるのか。

今週は見てみますが、個人的には脱落しそうな予感です。