【『澪つくし』感想】第37話 「たった今キレイになったんです!」恋するかをるのキラキラは無敵!

澪つくし第37話 ざっくりあらすじ

とうとう惣吉と会うことができた。
感動の再会。

律子がかをるの絵を見たいと希望しかをると律子は吉武家を訪問することに。
惣吉の母・とねはかをると律子を歓迎。
女手一つで網主として漁師たちを切り盛りするとねを律子はとねこそが「新しい女」だと感心した。

かをるは惣吉に、醤油屋と漁師では住む世界が違うと、これ以上会うのはやめようと別れを告げられる。

かをると惣吉が相思相愛だと気付いた律子は、女性にも恋愛の自由はあるのだと、惣吉への思いを諦めようとするかをるをけしかける。

待ちに待った惣吉登場!その期待に見事に応える川野太郎さんのイケメンぶり!

とうとう惣吉さんとの再会が果たせました!

久々に姿を見せた惣吉さん、その歩いてくる姿は…なんとイケメンな…!!!

ドラマ上もさんざん勿体ぶってくれて、惣吉さんの回想シーンさえ全く無かったから、おかげで見ているこっちもすっかり待ち焦がれ!
かをると同じ気持ちに。
すっかりジェームス手法にやられてました。
おかげで、こっちも会えて嬉しかったよー!

かをるの思いも、視聴者の期待もピークに達したところでの満を持しての惣吉の登場。
惣吉さんの爽やかさったら…もう!
川野太郎さん、皆の期待にバッチリ応えておつりが出るほどのイケメンぶり!

惣吉さんの姿にこっちも胸きゅんしちゃいました!
すっかりかをるに共感よ!

川野太郎さん、ホント、掛け値なしのストレートなイケメン!
イケメン俳優って、オーラ勝ちって言うの?
顔の造作だけじゃダメなのね。
立ち姿そのものが全てを飲み込む、全てを納得させちゃう説得力がないと!

生まれつきの何かがあるのはもちろんだけど、それだけじゃなくて、技として磨いた部分もあるんだろうなあ。

川野太郎さんにイケメン俳優の神髄を見たわー。

 

恋するかをるのキラキラ…沢口靖子、まじでキラッキラ!!

そして、前回の感想でも書きましたが、かをるの惣吉の姿を見た時の、「やっと会えた…」と目をウルウルさせる表情も印象的!
恋焦れた人にやったと会える、その緊張と嬉しさが全身に溢れ出て。
かをるのあまりにも正直なその表情に、見ているこっちは恥ずかしーって照れながらも、その純粋さに心打たれて、思わずこっちもウルっと来てしまう。

そして惣吉さんと話をしているかをるはまじでキラッキラ!
いつも可愛いけど、惣吉さんに会うのを楽しみにしているときもキラキラ眩しかったけど、会えた後はもっともっとキラッキラ!
おおコレまではまだ出し渋ってたのか!と感心するほど、もう地球上の生物ではありえないほどのキラッキラ!
光が零れ落ちているー。
眩しすぎるーー!!
レーザービームだよもう!

棒だ棒だって批判されても、コレができるんだから全て帳消しでしょっ!
ここぞという場面で魅力的な演技ができることこそ女優の才能だわ!

そしてその演技に中の人、沢口靖子さんの一生懸命さも感じ取れるから一層共感してしまう!
いいぞ!頑張れーっ!て応援したくなる。

ドラマ上のかをるに共感し、かをる演じる沢口靖子さんの頑張りに共感し、楽しみ2倍!
もうすごく楽しいんですけどぉ!
やっぱり沢口靖子さん、逸材だと思う!

 

しかし、惣吉とかをる、中身はやっぱりジェームス!爆

久しぶりに再会できたかをると惣吉ですが、この2人の会話、またまた純愛の割にグイグイ攻めてくる!

かをる「何を見てるんですか?」
惣吉 「大人っぽくなったと思って…」
惣吉 「それから…キレイになった。家にある絵よりずっと…」

…お、おぅ…惣吉。
久々の再会、川野太郎さんの爽やかさにすっかり気を許していたら、やっぱりジェームスか!
「大人っぽくなったと思って…」はまだいいけど、すかさず「キレイになった」って言えるもんね。
さらに「家にある絵よりずっと」って畳みかけるもんね…!

いくら惣吉が潔い性格だからって…惣吉、二十歳行くかどうかでしょ?
惣吉にとってもかをるは初恋の女性なんでしょ?

なのに会うなり、こんなにグイグイ猛攻撃って…おい!
手慣れてる!手慣れ過ぎてる!!!

やっぱり惣吉、川野太郎の皮を被ったジェームスだぁっ!!
赤ずきんちゃん、かをるさん、気を付けてーーーーっ!!!

…しかし、かをるも負けちゃいない!

かをる「もしそれが本当なら」
惣吉 「ん?」
かをる「たった今きれいになったんです…!」
って、たじろぎもせず真向応戦!
乙女のはずが、こっちも平気でグイグイ!

かをるも沢口靖子の皮を被ったジェームスだったかあーーーっ!

ナニコレ!?
ジェームスVSジェームスの闘いか…!爆

 

かをると惣吉、つきあう前から別れ話

そして恋する純情な若き男女は、妄想好き?

2人が会えたのは、コレで4回目くらいだよね?
それもほんの短い時間。
最後に2人が駅で別れたときの握手でお互い相思相愛の予感はしていただろうけど、お互いハッキリ言葉で継げたことはないよね?
告白の機会になるハズの逢瀬がキャンセルになっちゃったところだしな。

なのにかをると惣吉は神妙な顔で別れ話www
会えない時間にお互い妄想ふくらまし過ぎて、すっかりつきあってることに…?

惣吉「俺のことは忘れろ。今のうち忘れねえと、お互いに別れらんなくなる」
惣吉「俺だっていろいろ考えた。考え抜いた挙句に気が付いた。俺はお前のためになんねえって事をよ」

いやいや、君たちつきあってないからー。

かをる「私、結婚してほしいなんて言ってません」

って…!
かをるも、つきあう前から結婚と大きく出た!
逆にこの時代、好き=即結婚ってなっちゃうものだから?

そしてかをるは、時々お話してくれるだけでいいって惣吉に懇願。
それは少女のかをるさんの都合でしかないでしょー!
惣吉さんも「何を話すんだ!何も話すこと無いじゃないか!」って…!!!
ほら、中身はやっぱりジェームスだあ…www

冗談はさておき、惣吉は、醤油屋と漁師は住む世界がまるで違うと言う。
ドラマ当初では醤油屋VS漁師って感じに仲違いしているという感じだったけど、そうじゃなくて醤油屋はセレブだってこと?身分違いだから結婚できない?

大漁旗作ってるところでも、入兆ってバレても嫌な顔されてないし。
惣吉の母・とねも歓迎してくれるし。
久兵衛さんも吉武家にかをるの絵があると知っても嫌がらなかったし。
その辺の位置づけがハッキリわからないなあ。

そして苦肉の策に出たかをるは、
「私を妹にしてください。妹ならいいでしょう。私は兄がいませんから」
って…。
ちょっ、まっ…
かをるさん、言ってる事分かんないんだけどぉ!www

惣吉さんも困った顔してるよぉ!爆

昭和のこの頃、片思いなら妹にしてってあったような…。
あだち充の『みゆき』もそういうセンスだもんねえ。
昭和独特のご都合センス…笑

そういえば、西城秀樹の妹役募集で河合奈保子がデビューしたんだもんねえ。
昭和、妹流行ってたか…!

 

 

律子さん、なんて麗しい!

律子さん、黒のワンピース姿もなんて麗しい!

ウエストがくびれてて細っそい!
スタイルいいー!

ショートのワンレングスが本当に似合ってて。
黒髪と真っ赤な口紅がくっきりハッキリで本当にお美しい!

見とれちゃうー。

沢口靖子さんのみずみずしい美しさと、桜田淳子のクールビューティ!
ダブルな美しさで、もう本当に目の保養ー!

銚子電鉄で、二人と乗り合わせた乗客は二人のまばゆさにビックリしたことでしょうー!
私も乗り合わせたいー!

自由を愛する律子さんは、惣吉さんの母・とねさんと意気投合。
とね演じる草笛光子さんも、キレイー!
何このドラマ、出る人出る人、皆美しすぎるんだけどーーーー!
そして今も全然変わらないのね!
草笛光子さんがいかに若々しさ美しさキープか!
今の素晴らしさも再確認。

律子さん、具体的な「新しい女」のモデルをとねさんに見出したのね!
これからとねさんとどう絡むかも楽しみ。

とねさん、自分が親の反対を押し切って結婚したと。
かをると惣吉さんの結婚を応援してくれるかも。

律子も、当然かをるの恋心に気付きましたー。
「女にだって恋愛の自由はある」
「難しいからと言って親の言いなりになるのは敗北主義だわ」
着々とかをるを洗脳。
親だって子の幸せを願っているはずというかをるに、律子は、父・久兵衛は入兆ののれんを守るために自分たちを醤油屋と政略結婚させるつもりだと説明。

久兵衛さん、それだけじゃないだろうけど、律子に言わせたらそうよねー。
世代間ギャップ。

律子は、もちろんかをるの恋路を応援してくれるだろうけど~怪しいBGMかかってるしなあ。
大胆過ぎて、かえって引っ掻き回されちゃったりするかもねえー。

月曜にしていっぱいいっぱい詰まった第37話でした。