NHK朝ドラ『なつぞら』 9月 5日 (第23週「なつよ、天陽くんにさよならを)感想 雪月の包装紙に絶句…汗

『なつぞら』 第136回 あらすじ

優を連れて雪月を訪れたなつ。
なつは、天陽が生前雪月の包装紙デザインを依頼されていたことを知る。
そして天陽が制作した包装紙は…
広々とした十勝の風景に、それを眺める幼い頃のなつの姿。

 

天陽は、
北海道にはなつのような開拓者精神を持った人間がたくさんいる。
そんな人たちに開拓者精神を忘れないでいてもらいたい。
雪月の店自体もそうだろう。
そして自分の十勝での人生も、なつから始まったとなつ様アゲまくり。

そしてなつがくじけそうになったときは、
雪月のお菓子をこの包装紙で包んでなつに送ってほしいと伝えていた。

天陽の思いを聞いたなつは涙が止まらない。

とよおばあちゃんはそんななつに
「残された者はつらいけど、大切な思い出に恥じないように生きねば」
と慰めの言葉を。

 

柴田家に戻ると、
「天陽の人生は短いもなにもなく、ただそこにあるだけ」
「天陽は死に方もカッコいい」
と皆口々に天陽をやたら大絶賛。

 

なつは、皆の話から、天陽は皆の中に生き続けるのだと実感。

 

その夜、なつは優に『大草原の小さな家』を読み聞かせ。
天陽の包装紙デザインに何やらインスパイアを得たのか、
優が寝た後スケッチを始める。

 

翌朝、なつのスケッチをみた優が「これ、見たい!」と大絶賛。
なつは東京に電話をかける。

 

『なつぞら』 第136回 感想

いやもう、何にビックリしたかって、そりゃ雪月の包装紙しかないでしょーっ!!

 

ナナコロビヤオキ、絵柄が見えた途端ドン引き。
そして嬉しそうに絵の説明をする天陽に、
「こっ…こいつ、何を言ってる??」
と動揺。

天陽の人生、
18歳のときになちゅと別れたとこから時間が止まってたんかい??

 

天陽となつって一緒にいた時間、結局はそう長くないよね?
なつと別れてからの人生の時間の方が長いよね??
そして十勝と東京に離れ離れになってから、特に連絡取り合った無かったよね???

時間も長く無ければ、お互い強く影響しあったエピソードも特に無しで。

十勝にいたときも
ただ、お絵描き教えて貰っただけ。
ただ放課後絵を描きっこしてただけ。

そんな程度のつきあいだったら、
天陽にとっては絵描きとして歩み始めてから出会った人々の方がずっと大切なはずだけど。
結婚もしてるわけだし。
子供もいるんだから。
あんな絵をかくほどにまでなつの存在感は、もう彼の中にはないと思うんだけど。

いや、それとも、ずーーーーーっと思い続けてた??と表現したいぉ!?まさか!?
結婚しても?子供できても?

だとしたら、天陽、相当な粘着タイプだよ…汗。

 

その天陽の話をにこやかに聞いている雪之助さんも、異常。

30にもなる男が、結婚して子供もいる30過ぎの男が、
高校時代の初恋の女の子の絵を描いて喜んでたら、
…普通、気がおかしいと思わないか…??

ちなみに初恋の相手がなつって雪之助さんまで知ってるんだ?
それも不気味…。

 

さらに柴田家に帰ると、天陽を偲んで皆口々に語りますが…
なつと天陽は、十勝では公認の仲だったんですかー!?
そして未だに公認の仲なんですかー?
お互い伴侶いるのに、それでも認めてるんですかー??

 

十勝ルールで二人の仲は公認されてるというのがこのドラマの常識だったとしても、
にしてもさあ、優ちゃんの前よ…。
ちっとはわきまえなさい…。
幼いといっても、こういうことは侮れないわよ。
それにこうまで、あからさまだもん。
子供でもさすがに何かしら感じるわよー。

イッキュウパパを差し置いて、なつもテンヨーテンヨーってボロ泣きして…。
優ちゃんにとってこんな酷いシチュエーションってあるだろうか…?

 

しかもね、包装紙のデザインも、要するにただのハイジでねー。
まあもともと十勝辺はハイジのパクリでしかないので当然っちゃ当然ですが。

 

ハイジの包装紙の影響を受けたのか、
なちゅは大草原の小さな家のキャラクターデザインを描いてた。

朝、優に絶賛されて調子に乗って東京に電話する、
といったところで今日の回は終わりましたが
要するに、これは東洋動画辞める宣言、マコプロに行く宣言なのでしょう。

なちゅが大草原の小さな家のデザインを描けたのは天陽のおかげとか言っちゃって。

大草原つながりで、上手いことまとめられたと悦に入ってるでしょうが、
いやいや!
単純に大草原ってキーワードだけでハイジもローラも一緒くたにしないでくれる!?!?
ローラもハイジも大好きな作品なので、こう雑な扱い受けると腹立たしい限りです。
やっぱり他の作品へのリスペクトが足りないよ、これ…。

 

とにかく、今週はいかんせん、天陽が死んだ件を引っ張り過ぎでしょう!

東京編の間、なちゅは天陽のことなんかすっかり忘れてたし、誰ひとり天陽のことなんか思い出しもしなかったのに。
そして天陽の画家としての人生もろくに描いてなかったのに。

なぜここで天陽祭りが!?

ネタがない状態で天陽の件をやり過ぎる、そしてなちゅ様アゲがマストだから
天陽が30過ぎてても、結婚しても、グチグチなつを思い続けるキモイ人になり、
柴田家、雪月の人々は、なつと天陽の仲を認めるキモイ人々になる…。

天陽の嫁、やすえさんだっけ?

屈辱的だろうなあ~。
おしんより酷い目に遭ってる気がするわ。

ちなみに柴田家の人々は、天陽の死をカッコいい、カッコいいと大絶賛でしたが
人の死をそんな軽々しい言葉でコメントしてくれるなっ!