『まんぷく』第90回( 1月18日)あらすじ
※ネタバレ含みます。
梅田銀行からの融資はストップ。
織田島製作所の万能調理器の生産のメドは立たず。
立花家の家と土地は差し押さえになった。
萬平は頭取に直接会おうと梅田銀行を訪問。
3時間も待たされる屈辱にあいながらも動じず、
頭取、他役員の前に現れた萬平は、ある決意を宣言。
池田の産業は将来性のあるものばかりであり、各商店や企業への融資金額を回収するわけにはいかない。
自分は責任を取り理事長職を辞任する、
その代わりに梅田銀行から理事長を選出してもらい、
池田信用組合を残してほしい。
池田の産業を支えて欲しいと。
力強く萬平は伝えた。
『まんぷく』第90回( 1月18日)感想
あのぉ~
お金のことってよくわからないんですけどぉぉ…。
萬平さん、
「理事長職を退く、池田の産業を守るために」
ってドヤ顔で役員会議で宣言してたけど…
コレ、当たり前じゃね?
2億という金額の大きさから、
単純に織田島製作所への融資だけが問題だったわけじゃないことは明らか。
要はこれまでの萬平さんの融資の仕方が、情にまかせたずさんなものだったからってことでしょうということで萬平さんに一番の責任があるのは当然。
しかも最後に織田島製作所に入れ込んでる間に時流を見誤ったってことなんだろうね…と、
ナナコロビヤオキは脳内補正していたので…
萬平さんが理事長の職を追われるのは織り込み済み、梅田銀行、当然その予定だと思ってた。全額回収が一通り済んだら、
即萬平クビ→梅田銀行から取締役派遣
の流れだと思ってたので…。
なので、
何を今さら!?とポッカーンだったし、
萬平さんなぜドヤ顔!?
っと、全く理解不能…。
しかも、萬平さん、
「池田のため」、「池田のため」
って何だか恩着せがましいなあ…怒。
萬平さん、これまでいつ池田の産業を思ってた!?
理事長職つまらないよぉ~っていじいじして、
織田島製作所のお仕事取り上げて面白がってただけじゃん!?
梅田銀行の矢野さんも、萬平さんの提案に目ぇひん向いて
「理事長を梅田銀行から派遣するということは、
池田信用組合の経営は今後は梅田銀行の意向で行われることです!
それでいいんですかっ!!」
って怒鳴ってたけど
…梅田銀行って、そう追い込む算段で貸しはがしをしたんじゃないの!?
梅田銀行、なんのため…!?(*_*)
なんか…BGMも…謎に明るくて違和感だし…。
なんでここにこんな曲を…!!!
萬平さんをヒーローに無理矢理仕立て上げる気だな!?
一方的に萬平ヒーロー、梅田銀行極悪人の勧善懲悪劇にして。
そして萬平さんは「理事長退任」という必殺技、すごーいカードを切ったらしい。
これを痛快ヒーローものとして表現したいらしいが…。
不可解を通り越して…ワロタ!!!
なぜ!?
なぜそうするー!?
なぜそうなるぅーー!?!?
よく分らない…!
分からな過ぎる…涙涙涙。
誠実&「人に役立つことをしたい」がキーワードの萬平さんが、
頭を下げれば、情に訴えれば何でもOKらしいぞ、このドラマ…。
そして福ちゃんの
「萬平さんはいつかすごい発明をする」
という言葉と涙があれば何もかも解決…!!!
ビンガム曹長も、梅田銀行も、みんなみーんな、氷の心が解けて許してくれるの…。
この信用組合の件、大きな出来事ではありますが、進むに進まないねえ。
- 月曜→家を担保に
- 火曜→梅田銀行から融資金全額回収の打診
- 水曜→取りつけ騒ぎ勃発
- 木曜→立花家自宅差し押さえ
- 金曜→理事長職を辞する意向
要するにこれだけで。
しかも解決の糸口が、
これまでの萬平さんのトンチキは全て棚にあげられ知らんふりされて
「池田の産業を守るために、理事長職を退きます!」
萬平さん聖人君子になっちゃって
ドヤ顔…。
梅田銀行、完全に悪者扱い。
こんな、単純すぎる構図でいいのぉ!?
萬平さん、もう情に訴えるのいい加減にやめなよぉ…。
パーラー白薔薇のシーンでは世良が久々に出てきてくれて、少し気が楽になりましたが、
世良もあんなに素直なキャラだったかなあ!?
しかもあんなお皿、まんまと騙される!?
これまで闇市で力強く生き抜いてきた、世良のキャラも崩壊…残念。
世良のイメージも枯渇してきてるってことかな…。
鈴さんのウェイトレスは可愛かったけどねえ。
「ぶしむすが女給なんて!」
とかなんだかんだ言いつつ誰よりも楽しんじゃってるところが鈴さんのいいところですが…。
でも、それにしても鈴さんの描き方が完全に受身過ぎてね。
福ちゃんや萬平さんに一言でいいからアドバイスしてどっしりしているところも欲しいわ。
前から度々言ってるけど、元実業家の妻だったという鈴さんの人生の厚みも見たいの…。
鈴さんに、さすが元実業家の妻らしいなあ!と思わせるちょっとした一言、行動があれば、
普段口うるさくグチっぽいけど、いざとなると肝が据わって頼りになる!と思えるし
お茶目で可愛いところもあるし…って、
鈴さんのこともっと好きになれるのになあ…って。
今じゃただ話の腰を折るようにヤジとばすだけの人になりつつあるもんね。
うちの子どもたちも、拗ねてないで、借家探すとかすればいいじゃん!って
さすがに言い出してますわ…。
そう、鈴さんにご近所ネットワークがないのも、鈴さんが薄っぺらくなっちゃってる要員の一つね…。
ところで白薔薇、せっかく牧瀬里穂と加藤雅也なのに、ただの場つなぎでしか無いですね、今のところ。もう少し存在感が出てくることを期待したいですねえ。
もったいないっ!!!
「ユーアービッグビッグライスカレー!オーケー!」
ってせっかく面白いんだからさぁ…。