NHK朝ドラ『まんぷく』感想 第72回(第12週)「絶対何とかなるから!」 立花食品解散。塩軍団ともお別れ…涙

『まんぷく』第72回( 12月22日)あらすじ

※ネタバレ含みます。

ダネイホンの引受先が決まれば直ちに会社を畳み差し押さえを免れられる。

 

福子と東は三田村会社が紹介してくれた会社を訪問し、
ダネイホンの商標と製造方法を買い取って貰うべく奔走。

 

その一方、東京財務局は立花栄養食品の差し押さえの準備を着々と進めていた。

ダネイホンの商標と製造権は、北浜食品が12万円で買い取ることに決定。
この12万円を元手に諦めずにさらに新しい事業を考えて欲しいと東弁護士は萬平に伝えた。
東弁護士は、自分はまだ諦めていないし、まだ闘いは終わっていない。
だからどうか希望を捨てないでくれと萬平を励ます。

萬平は社員の動揺と再就職先を案じていたが、
社員もすでに覚悟し、
再就職先は東弁護士が一緒に探してくれたと聞くと萬平は安堵し
東弁護士に感謝した。

 

立花食品最後の日。

神部、岡野、森本、佐久間、赤津、長久保、大和田、高木、峰岸の9人はダネイホンを引き受けてくれた北浜食品へ。
野村、堺、倉永、堀の4人は三田村が紹介してくれた大国食品へ。
小松原、増田の2人は世良が紹介してくれた梅下電器へ再就職することに。

 

塩軍団もこれで解散。
「今まで頑張って来たからこそ、それをムダにしちゃダメ。これからの人生に活かして」
福子は塩軍団にエールを送り、
この日をもって立花栄養食品は解散した。

 

財務局がやってきたのはその二日後。

人影が無く、戸惑う財務局員の前に東弁護士が。
東は立花食品は負債を抱えていてすでに会社を会社をしたと説明。
会社を売却した金はどこにあるかの質問に対しては、
「黙秘します」
と毅然と一言。

東弁護士の機転により、無事に財務局のからの差し押さえは免れることができた。

 

しかし、まだ闘いは思っていない。
でもその闘いが想像を超えたことになるとは、まだ誰も知る由もなかった。

 

『まんぷく』第72回( 12月22日)感想

 

塩軍団、とうとう解散。
お別れ…涙涙涙

 

今朝は、ああ重いーっ辛い~って、見る前からビクビクしていましたが(笑)

始まりは鈴さんと福ちゃんのシーンからで、ちょっとホッ。
鈴さんのしょーもないおしゃべりも今や癒し。
心の支え(笑)

昨日の克子姉ちゃんちのシーンと言い、
鈴さんの姿が見えると救われる思いですー。

 

でも、そこでは咲姉ちゃん健在の頃のエピソード。
神戸のケーキ屋さんのバレンタインデーの広告を見て、
女系家族4人できゃぴきゃぴ女子トークのシーン。

…福ちゃんに比べたら咲念さんは英語は下手だね。
女学校でバッチリ英語教育を受けてきたのにね。
…ま、いっか。
安藤サクラが喋れるだけだからね。
気にしちゃダメ。

あの頃もう好きな人がいたからなのよねえ~っ真一さんと出会ってたものねえ~って
ほのぼのしながらも、
こっちはこっちで別ジャンルで切なすぎて、やっぱりウルウルきちゃうんですけどっ!

朝の一発目から涙腺崩壊。
あーあ…。
今日は、もうこれだけじゃ済まないって分かってるのにさ。

 

この件を鈴さんと福ちゃんが回想して、
鈴さんがしみじみと
「あの頃は皆幸せそうだった~」
って言う言葉に、
なんだかしみじみとしちゃいました。

自分にも重ね合わせちゃったりして。

福ちゃん達にの思い出に寄り添うととともに、
あのくらいの年の頃の自分も思い出して切なくもなり。

まだ二十歳前後の頃は、夢いっぱいで
そりゃ毎日が楽しくて仕方無かったよねえ~と。

今が不幸と言うことではないけど、
あの頃に比べると背負うものが増えてるんだよねえ~と。

そして、もうあの頃見たいにフワフワ夢語りはできないけど、
今は今で現実に生きてる感がするから、それはそれでいいかなとも。
ナナコロビヤオキも、福ちゃんと同じで、だからって今が不幸とは思わないなって。

そう、それでいいんだよ。
そう思うようにしようーって認識しました。

 

しかし、ここで言っていた鈴さんの
「幸せと不幸せは、かわりばんこにくるのねえ~」
って、暗にドラマのパターンを解説し、言い訳してくれてる!?爆
今は辛いけど、その内また楽しくなるから、
もうちっと待っててよって制作側からの申し渡し?爆

 

萬平さんとの面会シーンでの
網の格子を挟んで福ちゃんと萬平さんが手を合わせるシーンが…
またまた泣けてね…涙涙。

こういうときの福ちゃんの笑顔、
本当に優しく、美しくて…
観音様のようだなあ!っていつも思います。
鈴さんの観音様は、福ちゃんのコレに重ねてるのかしら???
ぶしむすだけでなくて。

 

そして塩軍団は解散。
立花栄養食品解散のシーン。
金八先生の卒業式みたい…!!

福ちゃん、一人一人の名前を呼んでましたね。
福ちゃん、武田鉄矢みたい(笑)
ごめんなさい。
茶化すようだけどそうでもしないと哀し過ぎてー!

福ちゃんが一人一人の名を呼ぶのを聞きながら
塩メン一人一人にきちんと人物設定あったんだもんね、すごいねと
あらためて噛みしめました。

 

彼らの引受先は、三田村会長が世話を。
そして世良も奔走してくれてた。
世良さん、良いお働き…心強い!

 

福ちゃんがリンゴの唄を歌い出して、それをBGMにこれまでの回想に入り…
という流れ、印象的でした。

ああー皆が集まったのは終戦直後で、
皆戦争で心の傷が癒えていない状態だったのよね
そんなところから山あり谷ありでここまできて
皆で笑い合えるようになって…
こっちもあらためていろいろ思い出しちゃってね…。

塩メンたちのストーリーの密度の濃さを実感。
そしてこっちもまるで一緒に過ごしていたような気持ちになったー。

大体、こういう場面で回想シーンが入るのはお約束ですが、
ある意味形骸化しているというか、
ただただ過去のシーンをつなぎ合わせてるものも沢山ありますよね。

特に前作はそうだった。
それどころか尺稼ぎとしか思えなかった。

でも今日のシーンは一緒に思い入れちゃいました。
それだけ、塩軍団の皆が一人一人をきちんと描き分けて、
皆さんそれぞれがきちんと演じられていた賜物ですね!

あの森本さんが泣いてたなぁ~!
岡さんも。
彼らの涙にやられた…。

塩軍団は解散ですが、
三田村会長と世良のおかげで、皆つながりのある会社に納まれたんだから、
完全にバラバラじゃないから
後でまた再会できるよねえ!
ナナコロビヤオキは、それを期待したいですー。

 

東弁護士のおかげで差し押さえは免れましたが、
まだまだ闘いはこれかららしい…!!

まだですかい~!?
ひぃふぅ~
芦田愛菜のナレーションでも想像を超えたことになるって言ってたし。まだどころか、さらにすごいことになりますかい!
ああー苦しいーー!
息がもつかしら…!?

マイナス話は年内一杯かなあ、年内に楽しい話は望み薄か~って思ってたけど
もしや、正月明けもこのまま…!?!?

鈴さん、幸せと不幸せかわりばんこって言ってけどぉぉ!?
鈴さんの言葉を頼りにしたいけど、
かわりばんこにしても期間が長いってことかぁ!?涙

 

来週予告で野呂缶出てましたね!
野呂さんが出てきてくれるなら、年内にもちょっとは明るい兆しがあるかも…!?

野呂缶に望みを託したいでっす…!!!