『まんぷく』第 31回( 11月 5日)あらすじ
※ネタバレ含みます。
福子、萬平、鈴、神部の4人は大阪の中心部から南に20キロ離れた海辺の町、泉大津に移った。
福子たちの引っ越し先は、世良の口利きで紹介された、元軍の施設。
終戦後は手つかずのため、中は荒れ放題。
泉大津は仲良しのハナちゃんの嫁ぎ先。
敏子から福子が引っ越してくることを聞いたハナはさっそく福子を訪ねに来てくれた。
おかげでハナとも無事再会することができた。
ハナは地主の家に嫁ぎ、駅の向こう側に住んでいて、2歳になる娘の母になっていた。
世良から倉庫の中には軍の残した何かがあると聞いていたが、それは80枚以上ある大きな鉄板。軍がこれを何に使用していたかは不明。
鈴は鉄板を売ってしまえと言ったが、
福子は売ったらそれだけで終わりになってしまう、萬平が必ず活用法を思い付くと期待。
萬平は何かいい手は無いかと夢中で考え続ける。
ある日、福子たち4人は、地元のラーメン屋に行く。
そこで出されたラーメンは、美味しいが少々塩味が足りない。
店主は物資不足で塩が手に入らず、残念ながら満足いく味を出せないと謝った。
その話を聞いてピンときた萬平。
明日神部と共に赤穂に行って、塩の製法を習いに行くと言い出した。
『まんぷく』第31回( 11月 5日)感想
先週の終戦後の焼け野原とは打って変わって
今日は広々と美しーーーーい、青い海と青い空!
パノラマビュー!
しかも、「トンネルを抜けたら、そこは雪国だった」みたいに
暗い山道を抜けたら途端に、広々と広がって…!
朝食を食べながら一緒に見ていた子どもたちも
画面一杯に広がる海の景色に
「わあ~!キレイ!」
「ドローンで撮ってる~!」
と大歓声。
月曜の朝からこんなに気持ちの良い爽やかな画を見られて心が洗われますー。
その辺のこと、福田さんはじめNHKスタッフの皆さまは、すごく考えて下さっているんだろうなあ。
そのお気持ち、きちんと受け取れてますー。
ありがとうございますー!
海を見てすっかり童心に帰って走り出す福ちゃんと忠犬神部くん。
インドア派で若干運動音痴なんだろうなあ~と思える萬平さんは二人より遅れて駆け付けて、
そして鈴さんは…リタイア。爆
婦女子は成人したら海なんかつかっちゃいけない時代の人だしねえ。
疎開したときもヘタレだったからねえ。
でもこの4人も、楽しいデコボコメンバーになりそうでワクワクしちゃう!
鈴さん、相変わらず新しい環境に弱くて、グチっぽいねえ(笑)
新しい家は荒れ放題で、掃除が大変とすぐ凹むし。
この家は使い勝手が悪そうだ、自分の部屋は神部さんの部屋より狭いとブツブツ。
じゃあ神部さんの部屋にすればと福ちゃんが言えば、
あんなところは寒々しいからイヤだとケチをつけて、
窓を開ければ潮風で洗濯ものがしょっぱくなりそうだと、
立地そのものにまでブーイング。
武士の娘は二言も三言も四言も五言も…いーーーっぱいあるらしい。
あの方は、もう言うだけ言わせておきましょう。
段々と分かってきましたが、これは放っておくのが一番の対策。
あっちも言う割に、何かを要求しているワケでもないし。
言ってるだけだしー。
それに、何気にナナコロビヤオキは鈴さんのグチも楽しみになってる…!(笑)
しかし、鈴さんのグチり大会という方式で、
新しい家の様子を説明してくれて面白かったわ。
ただストレートに、「部屋が3つある」、「1階が会議室みたいなのがある」って言われても、
「はあ、さようでございますか」で退屈だし。
いろんな手法を惜しげもなく使ってらっしゃるなあと。
しかしこの、鈴さんのグチたれまくり、昭和初期の人のセンス?
ナナコロビヤオキ親以上の世代ありがちですが、
この不思議なグチセンス、よく冷静に観察して笑いに昇華してらっしゃるなあと!
あの世代の人たちって、心配したがり??
あの世代の日本人、「好き」って言うとか、ハグするとかストレートな愛情表現の習慣がないから、その代わりに心配ネタで攻める…?
それにしても「子どもは?」って毎日、毎日聞かれたら…さすがに耐えられないけどねえ。
いいタイミングでハナちゃんも来てくれました。
ハナちゃんも元気そうでよかったわぁ!
福ちゃんとハナちゃんの喜びようが自然で好感度高!
女子の友情、いい友人関係って実はこんな感じでベタベタじゃないのよねえ。
こんな感じに、ギューはなしで、きちんとわきまえてて爽やか。
でも、かしましく朗らかで…。
おかげで、ハナちゃんがとても信頼できる素敵なお友だちと思えるし、
福ちゃんがハナちゃんに再会できてよかった!と、見ているこっちもホッとする。
今後ハナちゃんにも度々会えることになるのね。
これも楽しみー。
そして福ちゃんは、80枚もある鉄板の活用法を考えあぐねている萬平さんに、
お母さんは心配しているけど私はワクワクしてると励まします。
「すごいことを思い付きそう」
「世の中の役に立って、皆を喜ばせるような何か」
と、くったくのない天使の笑顔で。
ニコニコと萬平さんアゲ。
旦那様を全面的に信じる理想の妻、福ちゃん…。
…え?
あ…い、いや???
もしかして、これって萬平さんには、実はプレッシャーじゃない!?!?
そしてこの、絶対にすごいのを発明するって言い続ける福ちゃんの一途さは、
しつこさでもあり…
…実はコレ、鈴さんじゃんかあ!!!爆
やっぱり福ちゃんと鈴さんはそっくりなんじゃん!
と家族で大受け。
萬平さん、子どもの件と、発明と、
鈴さんと福ちゃんに二人からのプレッシャーをこれから毎日受けるんだ(笑)
でも、これがないと人は大成できないのかもねえ…。
この福ちゃんの盲信ぶり、しつこさは鈴さん譲り。
なるほどお!
長男は、キャラがきちんと立ってるから、鈴さんも、福ちゃんもそのしつこさも納得行くし面白いと言っていましたが、
“しつこさ”が、出方次第で毒にもなり、良薬にもなるという危うさも示してくれてる。
そして、福ちゃんは結局鈴さんと似てるから、鈴さんを適当にいなすことができるんだあとも納得しました。
萬平さんはラーメンの塩味が薄いことから、塩が不足してることを知り、
鉄板を塩作りに使用しようと閃きました。
よかったね、萬平さん、とりあえず福ちゃんプレッシャーはクリアです。
萬平さんの
「そうだ!」
というエネルギッシュな雄たけびに、
なんだか朝からすごーく元気を貰えました。
明日は赤穂に塩作りを見せてもらいに行くのねー。
楽しみですー。
今朝は、ナナコロビヤオキ家では、子どもたちが久々に3人揃ってBSでまんぷくを視聴できました。
今朝は、早めに登校する子もいなければ、
遅刻気味でバタバタしている子もいず、
機嫌の悪い子もいなくて、
穏やかに朝食を食べながら3人で見ていました。
その横でナナコロビヤオキはお弁当を包んだり水筒を入れながら、一緒に見ていましたが
まあテレビを見ている15分間、3人の楽しそうなこと、楽しそうなこと…!!!
その楽しそうな雰囲気にパパさんも、歯磨きしながらリビングに来ちゃったりして。
最初の海の景色に歓声が上がり、
神部くんの釣りのシーンでは一緒に釣りをしているかのように楽しみ、
結局お魚1匹しか釣れなかったことに、受けてたし。
アイデア考え中の萬平さんが何かを思い付いた!?と思ったら、「お魚1匹しかないの?」って既に終わった話を言い出した時には、三人とも爆笑。
福ちゃんの「すごいことを発明するはず」という萬平さんへの応援の言葉に、
ナナコロビヤオキが
「これって実はさあ、鈴さんと同じでプレッシャーじゃね??」
と突っ込むと、
「そう!思った思ったー」
「結局はそっくりなんじゃん!」
「キャラ確率できててすごい!」
と、会話が弾み…
そして萬平さんがラーメン食べてる最中に閃くと
「おお!きた!」
「赤穂か!なるほどー!習いに行くんだ!」
と、感嘆の声!
朝から3人がすごい勢いでドラマで盛り上がってました。
…なんだ、なんだ、なんだぁ!?
三人とも、朝ドラ大大大好きなんじゃーーーん!?
前作朝ドラでは、ドラマを見ながらこんな会話なかったなあとビックリ。
あの時は、皆シーン…と沈黙で、苦虫つぶしたような顔して黙々と食べてて、
たまに声が上がるとしたら
「おい!」
「なんだよそれ!」
ってブーイング。
…あれは、時間が無くてイライラしてたワケじゃなかったの…か!
今朝はともかく、ナナコロビヤオキは
朝の忙しい時間でも、家族で団欒ができてちゃったあ!ということに嬉しい驚き!
『まんぷく』にまじで感謝!
まんぷくが終わると、子どもたちはテキパキ支度するし。
ハツラツとした笑顔で「行ってきまーす!」と出かけて行ったし。
いやあ、おかげさまで爽やかに迎えられた月曜の朝でしたわ。
朝ドラのくれるエネルギーってすごいんだ!!
たかがドラマ、されどドラマとあらためて驚きました~。