『半分、青い。』第135回( 9月 5日)あらすじ
夜逃げをした津曲がちゃっかり戻ってきていた。
夜逃げをしたわずか2年間で塩ラーメンの修業をしていたと言い、シェアハウスでしれっとラーメン屋を開業。
律は花野をかばって手を骨折。
その律を気遣い元夫涼次の叔母光江がお弁当の差し入れを持って訪問。
光江は花野を律に預ける。
律は、花野とカニのおもちゃを工作し、遊びながらものづくりの初心を思い出す。
自分は人の役に立つものを作りたい、ただそれだけだと正人に語る。
そんな中、晴さんがガンだという知らせが入る。
『半分、青い。』第135回( 9月 5日)感想
鈴愛、なんだか怪しいビデオソフトを制作。鈴愛の企画商品は昨日の物だけでじゃなかったようですが、これらの製作費はどこから?? まじで疑問。
まさか晴さんにまだたかってる!?
それにビデオソフトって、キャスト調達したり、スタジオ押さえたり…そんなマネジメント、やれてる? 何のノウハウも無いのに?
しかも、五平餅売りながら…!?!?
ありえない。
もしや、涼ちゃんゆすって、涼ちゃんコネで制作!?
光江さん出てきたから、つながってるみたいだし?
鈴愛ならやりかねないな。
そうだとしたら、今や売れっ子の監督の手を煩わせて…あさましいったらないわ。
今朝は鈴愛は津曲と再会。
有田と小西真奈美、それなりに出番あるのね。よかった。
さすがに、あれだけじゃないのね。
ハッ! でもあの、オタク社員だけはお役御免!?…可哀想に。
鈴愛は、津曲に再会するなり「つまがりー!」っと呼び捨てで睨みつけるし。
しかも開業中の店内にドスドス入り込みカウンターをドンッ!
お客さんもいるのにー。
津曲に怒るのは分かるけど、営業妨害よ―!
この子飲食店の娘なのに、そういった感性、全然ないのね。年甲斐もないし。
他のドラマでもこういうシチュエーションあるにはあるけど、
でも鈴愛がやると、とにかく不愉快で―っっ!怒
またまた初っ端からからイライラでしたわ。
しかし、有田は、なんでまたシェアオフィスで開業?
普通の神経じゃ考えられないけど…セットこれ以上作れないから?
でも、たった2年だよね。
有田も開業資金どうしたの? 破産手続したんだから、銀行の融資とか受けられないだろうし。特別なスポンサー見つけたとも思えないし。
それに、そもそもラーメン修業、たった2年でオリジナル作り上げるまで行けるか!?
フランスブルターニュ地方、ゲランド塩を使用した塩ラーメン。
鈴愛のイケメンビデオ、…昨日のカメレオンとか数々のアイデア商品…不思議と、どれもこれもが全く面白くない。一切合財、笑えず。
なんでこの脚本家の手にかかると、全く笑えないのかが不思議です。どこが悪いんだろ?
そのくらい不思議に全く笑えない。
このナンセンス商品ネタ、クドカンに書かせたら可笑しくってしょうがないんだろうなあ。
光江さん、再登場です。
光江さんが、かんちゃんのスケート教室の送迎してるようです。
だから鈴愛は五平餅の屋台しながらスケート教室通わせられるんだ。
花野のこととはいえ、元夫の叔母に送迎を押し付けるなんて、あつかましい。
さすが鈴愛だわ。
そして、光江さんに律に引き合わせるっていうのも、鈴愛ってホント、無神経。
北川先生がどうにかして光江さんと律を引きあわせたいんだろうけど、強引過ぎ。
かんちゃんと光江が二人でいるときに律と道端でバッタリ会い、光江が律の存在を知るとかって方が自然だし、意味深になるのになあ。その方が「誰?」、「どーいう関係?」って、光江さんと律の互いの反応を引き出せて面白い芝居ができるのにね。
でも、残念ながらこのドラマ、必ず室内でサシで会話するのがマストのようなので。
それは無し。
でも、おかげでつまらん。
で、実際に光江さんと律が対面すると、光江さんは当然ながら、彼の存在って一体何…? って気になっちゃいますが、目の前の律をなめるように見る演技するしかないから、光江さんがただの詮索好きなオバサンとして映って下品になって。残念でした。
そして、この人たちは不思議と申し合わせたようにご近所に住んでるみたいね。
鈴愛の家は律の家から相当近いみたいだし。
まあ、鈴愛の場合はストーカーだから、正人君に聞き出してわざと近所に住んだんだろうけど。
スタンフォードに行ってた人が、ネットで求人情報見てる……!!苦笑
それだけの人だったら、専門の転職エージェントがコンサルしてくれるよ。
で、律は、花野ちゃんとのおもちゃ作りを通して、初心を思い出す。
…律くん、翼にも、そーいうことやってあげた!?怒怒
細かいけど、律、会社が面白くないからって、手を怪我しただけで休むなよっ!
律がそもそもやりたいことは、何かをつくり出して人に喜んでもらうこと、ただそれだけ。
なんだそーです。まーくんに語ってた。
しかし、ここでナナコロビヤオキが、耳を疑ったことがあります。
「何かをして人に喜ばれたい。…その先に誰かの笑顔があるといい。ロボットの時もそうだった」って、「そうだった」って。
…ん?? 過去形?
なぜ過去形?
ただの、ロボットに出会った当時の昔話として、過去形使った?
そうなんだろうけど…? いや…どうも、それだけには感じず…。
だって、ロボット大好きだけど、これだだって、カニのおもちゃに思い入れ!
カニ=ロボットではない様子で。
律は今、経営企画部に異動させられて不本意ではあるけど、自分のアイデンディディは未だロボット開発者なんじゃないの?
帰国直後だし、経営企画部のお仕事になっちゃって何年も経ったわけじゃないし。
それに、開発の現場から離れて、今まさにもがき苦しんでる人が、簡単にロボットのこと過去形で語れないよ、きっと…。
いつもポケットにショパンの
「全てあのときの、ときめきから始まっていることを忘れるものか」
という言葉、本当に珠玉の言葉。
これで、律くんキレイにまとめているけど…
「ときめきを忘れない」と、“ときめき”を求めてロボット捨てる気か!? もしや!?
律くん! 君はあのときめきを忘れなかったからこそ、今君は松菱電機でロボット研究第一人者と言われてたんじゃないのか? スタンフォードにまで行ったのでは!?
だからこそ、今
「あのときめきから始まっていることを忘れるものか」
を思い出し、石にかじりついてもロボット研究できる道を模索するぞ! と心新たにするのでは!? 律くん、君は本当に開発者!?
そろそろ扇風機にシフトチェンジさせるため!?
これまでのキャリアをあっさりと捨ててしまいそうな予感…。
ナナコロビヤオキの気にし過ぎかもしれないけど…。
これじゃ、鈴愛と同類だ。やっぱりか…ガックリ。
しかし、ここでナナコロビヤオキ気付きました!
そうか! 北川大先生は「このときめきから始まってることを忘れるものか」の、
“ときめき“だけを求めてしまうってことか! と…。怖。
多くの人の心に「このときめきを忘れるものか」の言葉が刺さるのは、
今一生懸命やっていることに出会った時の感動と、そのご縁に対する感謝をリマインドできるからだと思います。
いろいろなしがらみでくじけそうになっても負けないぞ、簡単に諦めないぞ!
と、パワーを貰える言葉だから。
少なくともナナコロビヤオキは、そういった思いから、この言葉が好きです。
でも、どうも北川大先生は、そうじゃなくて、ただただ“ときめき”追究ね!
感覚的刺激優先。
トランス状態になれるかどうかだけが判断基準。
律がこの言葉を言い出したのは
「ロボットはいろいろ辛くてときめかなくなっちゃったから、じゃあ、次―っっ!」
ってことか…と。
このドラマ、いろーんなところで、しょっちゅう炎上していますが、
その全ての原因は、この“ときめき”についての解釈の違い、
視聴者と北川大先生との考え方が完全にかい離してるからってことか。
だから鈴愛も、
マンガも飽きたから次!
五平餅も居場所なくてつまらないから次!
なのか…。
でも誰も咎めないし、咎めるどころか礼賛なのかと。
納得。
しかし、それって世の中では“ならず者”とか、“根なし草”って言われるヤツでは!?
最後は晴さんがガンとの知らせが!
それ聞いて動揺してるからって、ろくにお礼も言わず律の家にズカズカと上がり込む鈴愛。
ぐっすり眠っている花野を大声で叩き起こす、鈴愛。
40歳の母、鈴愛。
まーくん、ドン引きしてたよ。
鈴愛、晴さんがそんなに心配なら、少しはお金返してあげて! 旅行させてあげて!