NHK朝ドラ『半分、青い。』第66回(第11週)あらすじ&感想 やっぱり、ボクテのパクリより鈴愛の暴言の方が大罪だと思う

『半分、青い。』第66回(6月16日)あらすじ

ボクテが鈴愛の『神様のメモ』をパクって月刊アモーレでデビューした。秋風は怒り心頭。

実はボクテは月刊ガーベラ新人賞に選ばれていた。しかし秋風は新人賞を辞退させると言う。さらに安易にネタを譲った鈴愛もクビにすると言い渡す。

ボクテは土下座して謝り、鈴愛だけはクビを撤回して欲しいと嘆願。鈴愛はどうにか許してもらえたが、ボクテは秋風ハウスを去ることに。

ボクテのガーベラ新人賞辞退で空いた枠に、鈴愛の作品『一瞬に咲け』が繰り上がって新人賞に。鈴愛のデビューが決まる。

『半分、青い。』第66回(6月16日)あらすじ

相変わらず、セリフで全てを説明しまくるので、感情移入がどうしてもできないー。

ナナコロビヤオキとしては、ボクテのパクリよりも、この前の鈴愛の秋風先生への暴言、
「だから未だに一人もんで子どもも友達もいないんだー」
が衝撃的過ぎて未だに尾を引いている。

そのため、ボクテのパクリ事件はそこまでひどいことと思いませんでした。

ってか、別に必ずしも散英社からデビューしないといけないことないんだよね? 散英社所属事務所ってことじゃないんでしょ?

秋風先生に直接相談するか、菱本さん経由で話し通せばよかっただけの話だけだったんじゃないかと。他の出版社の名を出すこと自体はばかれる状態ってこと自体が疑問で。マンガ業界のことをよく知らない私としては。

ボクテが鈴愛のお人よしを利用したと言ってました。なるほど。鈴愛、“お人よし”でした。
安易にネタを渡す鈴愛も、マンガ家として失格。自作への愛がない鈴愛の行動もきちんと批判されてました。昨日の疑問は、セリフで弁明され後出しジャンケンのように片付けられましたね…。

ボクテ、志尊さん、あんなに頑張って魅力的なキャラに作り上げられていたのに、こういう形でテキトーに処理されて退場になっちゃうのが、かなり残念でした。「ゲイやら」という件についても、ただボクテがパクリに走った根拠に使われただけで、特に言及されないままで。

そしてボクテが土下座までして秋風先生に必死に謝罪しても、鈴愛は全く何にもしないし。ボー然と立ちつくしてるだけ。

秋風先生がどうにか許してくれても、秋風先生にもお礼さえしない。こんな大事件があっても相変わらずお礼も謝罪も全く無し! の鈴愛でしたー。

鈴愛、ボクテが去った後も、自分自身のネタを安易に考えていたことについての反省もなし。

そして鈴愛の新人賞受賞への反応も疑問。

コネなしで選ばれた表現だったにせよ、その背景にはボクテの哀しい出来事があるでしょ!? 菱本さんも、鈴愛もそんなに手放しで喜べる雰囲気ではないのでは…?少なくとも視る側は複雑な思いがしましたが…。そこらへんの始末もゼロでかなりモヤモヤ感。

この菱本さんのセリフだけで、鈴愛のデビューは事実となったし。徹夜しただけで成果が出た。

予告によると、来週はユーコちゃんが結婚して退散してしまうのでしょうかね。ボクテとユーコもいなくなるとは…わずかな癒しも無くなるのね…。

後の頼みは秋風先生と菱本さん? それと星野源の主題歌…?

予告で律の姿もチラッと見えました。

清との一件で完全にイメージダウンした律には、ナナコロビヤオキとしては、もうしばらく出て欲しくないと思ってましたが…。ラブストーリーの神様のドラマだから仕方ないのかしらー(>_<)